スターウォーズなど、多くの映画やアニメのフィギュアを使った4コマ作品を、Twitterに多く投稿されているねぎかつセブンさん(@Negikatsu7)。今回、「こんなこといいな できたらいいな」というタイトルで、働く人たちの心の内を表すような作品を制作しました。
「ワシもう仕事したくないよぉ~!」とドラえもんに泣きつくベイダー卿。そんなドラえもんが「仕方ないなぁ…」と出してくれたものとは、「職場が吹き飛ぶ程度の爆発物」でした。
うってつけのアイテムに大喜びのベイダーと仲間たち。そして、ラストには予想外の爆笑オチが待っています。
生活するためにしなくてはならない仕事。けれども、「働きたくない」「職場に行きたくない」というのは、多くの人が日々抱いているジレンマではないでしょうか。軽いギャグを含んだ作品ではありますが、多くの働く人たちの本音を含むかのような内容には、どこか仕方ないと諦めるような、哀愁らしきものも感じてしまいます。
実際、リプ欄にもたくさんの反響が。自分自身を重ね合わせたコメントも多くありました。
「ベイダー卿お疲れですねえ」
「とにかく仕事から逃げたいベイダー卿……w」
「仕事していたら三日に一度はそう思う」
「私も仕事したくないよー!助けて〜」
ねぎかつセブンさんに聞きました。
――今回のストーリーを思い付いたきっかけは?
ねぎかつセブンさん:具体的に何かがあったというわけではなく、通勤中にドラえもんの歌を聴いていたらベイダー卿とドラえもんが肩を組んでいる情景が浮かんだため、そこから話を広げてみました。
――働く人たちに共通する辛さや哀愁のようなものも感じました。作品づくりの際には、ご自身の体験談なども反映されていたりもするのでしょうか?
ねぎかつセブンさん:私自身の嫌な経験・辛い経験を元にしているものもあれば、ネット上で見かけたブラックな話を題材にしているものもあります。それらに対し、「こうなったらいいな、できたらいいな」という思いで作品にしています。
――最近、実際に辛かった体験などはありましたか?
ねぎかつセブンさん:7月ごろに、上司数人が取り組んでいた案件が、異動の関係で全部私に降ってきた時が非常に辛かったです。この時は心の底から辛すぎて作品にする余裕すらありませんでした。
――今回の投稿を含め、ストーリーや作品づくりの際にこだわっていること、心掛けていることなどはありますか?
ねぎかつセブンさん:できるだけ明るいオチにしたいと思っています。これを見て楽しいと思えるか?面白いか?と自問自答しながら考えています。楽しんでもらえると、私自身も楽しいので。また、作品づくりの際には、誤字脱字、言葉の使い方が間違っていないか、なども意識してます。普段使っている単語も、少しでも疑問に思ったらネットの辞書で調べたりしてます(それでもたまに見落としますが)。
ねぎかつセブンさんのスターウォーズのフィギュア4コマは、今年1月にもまいどなニュースで取り上げさせていただきました。
その時の取材では、200体ほどのフィギュアを所有していると話されていたねぎかつセブンさん。しかし、最近は車を買ったりして出費がかさみ、フィギュアはなかなか買えていないそうです。
そこで今回は、お気に入りのフィギュアについてもおうかがいしてみました。すると、「強いて挙げるとストームトルーパーです」とのご回答が。
「(スターウォーズシリーズの)映画の中でもたくさんの個体がいて、決まった個性がない故に、なんにでもなれる良いキャラクターです」とのことで、実際ねぎかつセブンさんの4コマの中にも、多く登場しています。
■ねぎかつセブンさんのTwitterはこちら
→https://twitter.com/Negikatsu7
■ねぎかつセブンさんのInstagramはこちら
→https://www.instagram.com/negikatsu7/