もはや日本の国民食「鶏のから揚げ」をよく食べる都道府県ランキング…3位「東京都」、2位「福島県」

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もはや“日本の国民食”といっても過言ではないかもしれない「鶏のから揚げ(以下、から揚げ)」。そんなから揚げが一番食べられている都道府県はどこなのでしょうか。株式会社ニチレイフーズが、このほど発表した「全国から揚げ調査2022」によると、から揚げを1ヶ月間に食べる個数が最も多い都道府県は「山形県」だったそうです。

全国の20~79歳の男女1万4100人を対象として2022年8月に実施された調査です。

同調査によると、全国において、から揚げを1ヶ月間に一人当たりが食べる個数の平均が最も多い都道府県は「山形県」(64.0個)でした。次いで、2位は「福島県」(51.0個)、3位は「東京都」(48.7個)と続いた一方で、最も少なかった都道府県は「長野県」の24.9個でした。

また、から揚げを1ヶ月に1回以上食べている人の割合(喫食率)については、多い順に「宮崎県」(81.7%)、「愛媛県」(77.7%)、「京都府」「徳島県」「福岡県」(いずれも77.0%)となっていたそうです。

次に、「天ぷら」「トンカツ」「ステーキ」など全29品のおかずから好きなものを回答者に選択してもらった「好きなおかずランキング」では、「鶏のから揚げ」が69.5%で3年連続1位となりました。次いで、2位には「焼肉」(68.5%)、3位には「餃子」(68.0%)がランクインしていたそうです。

また、「から揚げの好意レベル」については、「好き」(60.6%)と「やや好き」(25.3%)を合わせて85.9%の人が「好き」と回答したといいます。

「全国のから揚げ消費個数」を推計で算出したところ、2022年の年間消費量は「約370億個以上」となる見込みで、コロナ禍前の2019年調査と比較すると、年間総消費量の推計は約150%となることが分かりました。

また、「1ヶ月以内のから揚げ喫食率」をルート別で見ると、「惣菜」が43.5%と最も多く、次いで、「手作り」(40.2%)、「冷凍食品」(27.7%)、「コンビニ」(21.4%)、「外食」(18.0%)、「鶏のから揚げ専門店」(17.8%)と続き、簡便調理で食卓のメインおかずにも使える「冷凍食品」や、コロナ禍で利用者の増えた「惣菜」「鶏のから揚げ専門店」が健闘していたといいます。

続いて、「から揚げの好きな部位」については、4年連続で「もも」(85.3%)が1位に。次いで、2位「むね」(46.4%)、3位「手羽先」(37.8%)の順となりました。

ちなみに、「もも」は比較的女性の支持が多く、「むね」は比較的男性の支持が多かったそうです。また、「手羽先」は女性は年代による支持の違いはあまり見られなかったものの、男性では70代の好意者が最も多く、20代は最も少ないという対照的な結果となっていました。

さらに、「最も食べたいと思うから揚げの『衣』と『肉感』」を聞いたところ、衣は「かりっと」(47.0%)、「さくっと」(36.9%)、肉感は「ジューシー」(48.7%)、「じゅわっと」(38.6%)を好む傾向がうかがえたそうです。

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【出典】
▽ニチレイフーズ調べ

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