海外で単位の違いに混乱した時にうってつけの3コマ漫画がSNS上で大きな注目を集めている。「初めて渡米するときに待ち受けにしておきたい3コマ漫画ができました。ご活用ください。」と件の漫画を紹介したのはオーストラリア在住で英語学習アカウント「こあらの学校」校長のこあたんさん(@KoalaEnglish180)。
マイル、ジュール、華氏…その名くらいは聴いたことがあっても、日本で使われる単位と比較しろと言われて即答できるできる人はあまりいないだろう。日米で使われる単位を比較するだけでなく、換算の仕方まで丁寧に紹介したこあたんさんの3コマ漫画に対し、SNSユーザー達からは
「これは凄い これさえあれば何とかなる って言うか何でも出来る気がする」
「カナダへの移民さんは苦労します。一応メートル法を1970年代に導入されたが、アメリカが近いためごっちゃ混ぜに使われています。
気温は℃だが、家電は米国市場の物なのでオーブンは℉。会話では身長はフィート、体重はポンド、医療関係書類にはcmとkgで表示。」
「ポンドはスーパーで使うし、ガロンとマイルは車運転で慣れましたけど、華氏とオンスは最後までよくわからないで終わってしまいました。」
「oz(オンス)よめる in(インチ)よめる ft(フィート)よめる lb(ポンド)!?」
など数々の感謝の声が寄せられている。
こあたんさんにお話を聞いた。
ーーふだんオーストラリアにいらっしゃるこあたんさんですが、オーストラリアとイギリス、アメリカでは同じ英語圏でも使用する単位が異なるのでしょうか?
こあたん:国によって使われる単位は異なっていて、オーストラリアはアメリカに比べて日本人に馴染みのある単位が使われています。
ーーこあたんさんはオーストラリアや各国の単位をどのように覚えられましたか?ご苦労されたエピソードなどあれば合わせてお聞かせください
こあたん:今回まとめた表のように、ざっくり計算する方法をまとめて覚えました。オーストラリアに来て最初に驚いたのは、食品の表示がkcalではなくkj(キロジュール)になっていることで、最初見たときはめちゃくちゃ高カロリーなものばかり並んでいるのかと思いました(笑)。
ーーこれまでのコメントや反響へのご感想をお聞かせください。
こあたん:みなさんご苦労されていることが再認識できました。お役に立てたら嬉しいです。
◇ ◇
今後、渡米される予定のある方はぜひ参考にしていただきたい。なお今回の話題を提供してくれたこあたんさんはこれまでに「読まずにわかる こあら式英語のニュアンス図鑑」(KADOKAWA)など数々の英語学習書を発表している。
いずれもこあたんさんの経験に基づいたわかりやすいものばかりなので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
こあたん@こあらの学校さん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/KoalaEnglish180
「読まずにわかる こあら式英語のニュアンス図鑑」(KADOKAWA):(リンク)