女性が考える「老後に備えた理想貯蓄額」…「2000万円以上」が8割超に 3人に1人は5000万円以上と回答

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人生100年時代と言われていますが、老後の資金問題を懸念している人は少なくないのではないでしょうか。そこで、全国の20~50代の女性180人に調査をしたところ、老後に備えた理想貯蓄額は「2000万円」「3000万円」などに回答が集まりました。また、自身は何歳まで働きたいかについては、「体が動く限り働きたい」が最多だったものの、「なるべく早く引退したい」という声も多く聞かれたそうです。

株式会社Q.E.D.パートナーズが2022年9月に実施した調査で、30代(41.7%)、40代(31.1%)、20代(18.9%)、50代(8.3%)の各世代から回答を得たといいます。

まず、「老後に備えた理想の貯蓄額」を聞いたところ、「2000万円」「3000万円」(いずれも24.4%)、「5000万円」(20.6%)、「1000万円」(16.7%)、「1億円」(7.8%)といった回答が上位に並び、2019年に金融審議会から公表された「老後2000万円問題」の影響もあるのか、老後のための貯蓄に2000万円以上必要と考えている割合が8割を超えていました。また、3人に1人は5000万円以上必要と考えていることも分かったといいます。

次に、「自身は何歳まで働きたいと思いますか」と聞いたところ、「体が動く限り働きたい」(31.1%)が最多だったものの、「なるべく早く引退したい」(27.8%)が2番目に多い結果に。以下、「60歳まで」(21.1%)、「65歳まで」(13.3%)と続きました。

調査結果から同社は「若いうちに資産を作って早期引退したい人と、老後も体が動く限り働き続けたい人に意見が別れていることがわかります」と説明しています。

また、「老後リスク」について聞いたところ、「病気などの健康面、年金がもらえるのか」「物忘れや判断力の低下」「長生きをする事で必要になる貯蓄額が増えてしまう事が老後リスクだと感じます」「退職後何もすることがなくなってボケること」「介護問題」などが挙げられたそうです。

最後に、「老後の理想的な暮らし」については、以下のようなコメントが寄せられました。

▽健康的で、そんなに田舎ではない場所でのんびりと暮らしてるイメージ
▽1億円以上は持っていて、ストレスなくのんびりと暮らしたいです
▽夫婦仲良く、お散歩したり自分の趣味をしていたりと、充実な生活をしていることです
▽裕福ではなくてもいいので普通に生活できるくらいの金銭がある。時々、子どもや孫が遊びに来る。アパートではなく、一戸建てを所有している
▽高級な老人ホームに入って、趣味や食事を楽しみたい
▽マンションに夫婦二人でお金の心配も無く毎日ゆったりと過ごすことです
▽年金だけで、生活ができる暮らしです
▽自分の好きな事だけをやってゆったりと暮らす
▽適度に仕事をして社会とつながりつつ、自分の能力の衰えを受け入れて、それに合わせて生活する
▽現在と同程度の生活水準を維持
▽今の生活が1日でも長く続くこと
▽ある程度節約しながらも苦労なく暮らしていける生活

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