家事分担…女性の6割が「パートナーに比べて負担大きい」 相手に任せたいと思う家事は「掃除」や「ゴミ捨て」

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みなさんはご家庭での家事分担についてどのような意識を持っているのでしょうか。全国の男女に調査をしたところ、女性回答者の約6割がパートナーに比べ「自身の家事負担の割合が高い」と感じていることがわかりました。また、現状の役割分担に「満足している」割合は、男性が約半数だった一方で、女性は約3割だったそうです。

dely株式会社が運営するレシピ動画プラットフォーム「クラシル」が2022年9月に「家庭における家事分担に関する意識調査」と題して実施した調査で、同サイトの利用者7432人(女性82%、男性17%、未回答1%)から回答を得たといいます。

同調査によると、全回答者の88%が「家事を休む日が欲しい」と回答し、家事を手助けする家電製品やサービスが増えた現在でも、依然として家事を休むことは難しいということがうかがえました。また、「1日の家事に費やす時間」については、「3〜5時間」(43%)、「1〜2時間」(39%)などに回答が集まったそうです。

続いて、「家事の中で占める割合が最も高い項目」を聞いたところ、「料理」(65%)が最多に。次いで、「掃除」(12%)、「洗濯」(8%)、「買い物」(6%)、「洗い物」(5%)といった回答が上位に並びました。

また、「できればパートナーに任せたい家事」については、「掃除」(42%)、「ゴミ捨て」(35%)、「洗い物」(30%)、「料理」(20%)などが挙げられたそうです。

次に、「自身とパートナーとの家事負担の割合」を聞いたところ、男性回答が「10:0」(23%)、「7:3」(6%)、「6:4」「8:2」(いずれも4%)、「9:1」(3%)という結果になった一方で、女性回答では「10:0」(20%)、「9:1」(16%)、「8:2」(11%)、「7:3」(9%)、「6:4」(5%)と、61.0%の女性が「自身の家事負担の割合が高い」と感じていることがわかりました。

最後に、「現状の役割分担の満足度」を聞いたところ、男性の48%が「満足している」と回答したのに対して、女性では「満足している」と回答した人は31%と、「家事負担の割合」をふまえて、満足度にも乖離がみられたといいます。

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