「最高にカッコいい父の姿」に17万いいね 手筒花火を抱え「ザ・雄姿」「これぞ職人技って感じ」…実は“初挑戦”の1枚だった

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「最高にカッコいい父の姿」というコメントとともに、火花を散らす手筒花火を抱えた男性の写真がツイッターで注目を集め、17万もの「いいね」を獲得しました。この迫力ある写真はどのように撮られたのか。撮影・投稿した写真家のhayate(以下はやて)さんに聞きました。

はやてさんが投稿した写真には「すごく素敵です」「ザ・雄姿」「さすがカメラマン‼️ 最高の一枚」「こういう一枚、生きているうちに撮ってみたいものです」「父の勇姿を最高の形で収められるとか最高に素晴らしい………!」など、称賛の声が多数寄せられていました。

また、「撮影した主さんと、被写体であるお父様の、魂のぶつけ合いというのか、セッションみたいにエネルギーを感じました。目を奪われる写真です。ありがとうございます」や、「こういう写真、色々な『奇跡』の積み重ねなのですよね。撮影者さんの腕やセンスは当然のことながら、撮影者さんのお父様とのこと。息子さんに見せたいカッコいい姿、(良い意味での)プライドと誇りと意地、負けん気。そういうものが凝縮された表情」といった、写真から親子の関係を想像する人も。

さまざまなドラマが感じられる1枚の写真。手筒花火は発祥の地・愛知県三河地方の豊橋市が有名ですが、写真は尾張地方のある地域での夏まつりの様子です。この写真が撮影された経緯や、込められた親子の思いなどについて、はやてさんに語って頂きました。

祭りの運営側だった父。実は初めての手筒花火チャレンジだった

――お父さんは何年間くらい、手筒花火の上げ手をされているのですか。

「父に手筒花火を上げた経験はありません。初めてです」

――初めてだったんですか!? 長くなさっているような貫禄がありましたが……。

「父は今回の夏祭りの実行に携わっていて、花火大会で手筒花火を上げる提案をしたのも父です。初心者でできるのか? と思う方もいますが、専門職の花火師さんの指導のもと注意点の説明や練習を行い安全に考慮して実行したと父から伺いました。

2020年、2021年がコロナの影響で開催が見送りとなった際は、とても父は残念がっていました。今年はコロナの感染対策をするため、何度も改善を加えていて大変そうでした。そんななか無事に夏まつりも、手筒花火も実現できてよかったです」

息子、はやてさんも手筒花火の撮影は初

――非常に迫力のある写真ですが、どのように撮影されたのですか。

「撮影はミラーレス一眼で行いました。手筒花火を行ったのは計4名でその中に私の父も参加していました。父の場所はあらかじめ聞いていたので、迷いなく撮影できました。なるべく臨場感が出るように寄って撮影したのと、体に火の粉が当たった写真を選びました。写真自体は何枚も連写して撮影し、一瞬を切り取ることに成功しました」

――撮影は大変だったのではないですか。

「私自身手筒花火の撮影は初めてで、どのように火花が散るのか、雰囲気はどうなのか、などイメージするのが難しく感じました。また、手筒花火が始まってから約1分程度で終わってしまうので、そんな短い時間で上手く撮れるのか緊張もありました」

――撮影される中でどんなことを大切にされましたか。

「大切にしたことは熱さに耐えながらも凛々しく手筒を持つ父の姿を写すこと、躍動感が伝わるように撮影をすることです」

――これまでは風景の写真が多かったようですが、今回人物を中心に据えた写真を撮られたのは?

「今まで風景を中心に撮影しており、TwitterやInstagramで公開しています。ただ、もともと人を撮ることも好きでしたので、最近では彼女に被写体になってもらい『風景×人』の風景ポートレートにもこだわって撮影しています。そんな中で今回父からの撮影依頼があり、『花火×人』の撮影というものにとても興味をそそられました。人の表情や動きは一瞬一瞬で変わっていくので、その人の良さを引き出し写真を撮ることの楽しさをを感じたのが人を主題にした理由です」

◇ ◇

はやてさんのお父さんのお祭りに関わり続けてきた情熱や自負が伝わってきた今回の写真。火花を浴びながら初舞台でふんばるお父さん、可能な限り近づいて火花の中の父の姿をとらえようとしたはやてさん。1分間のふたりの挑戦と本気が凝縮された写真だからこそ、多くの人の心を動かしたのでしょう。

■Twitter https://twitter.com/teeeehaya_photo
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(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・谷町邦子)

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