パパ「お着替えするよ、保育園行くよ」→イヤイヤ期の2歳息子は全部「ヤダッ」 ママ「直球じゃあかん!変化球覚えろ」に「共感しすぎて笑う」「ビッグボス!」

福尾 こずえ 福尾 こずえ

「最終的に野球の監督みたいなこと言ってた。」というコメントとともに投稿された、イヤイヤ期の子どもを説得する育児漫画に共感する人々が続出。野球の監督って?投稿者のヒグママ@子育てなう2y (@chiyuca919、以下ヒグママ)さんに詳しい話を聞きました。

漫画に描かれているのは、お着替えを嫌がる息子さんに手こずるパパの姿が。「息子ちゃんお着替えするよ!」「ヤダッ!」「保育園行くんだよ!?」「ヤダッ!」と押し問答が続きます。最後には「ほら服着て!」のパパの言葉に、息子さんが全力の「ヤダァアアアアあああ」のおたけびをあげてしまいます。

そこに厳しい表情で「タイムッ」と現れたヒグママさん。息子さんに向かってにこやかに「息子ちゃ~んこのライオン可愛いよ?」とTシャツの絵柄を「わぁかわいいかわいい」と褒めつつ、「はいスポンッ」とスムーズにお着替え成功。「じゃあベビーカー乗ろっか~」。息子さんの気をうまく逸らし、無事出発までこぎつけました。

ヒグママさんはそこでくるっとパパのほうに向き直り「どうして直球しか投げないんだい?」と詰め寄ります。「打たれるに決まってんだろ」と厳しいひと言。「打率8割だぞ?」。ヒグママさんの脳裏には「18(イヤ)」のユニフォーム番号をつけた息子さんが「イヤァアア」と叫びながらカッキーンッとボールを打ち返す姿が浮かんでいます。ヒグママさん、腕を組みながら鬼の形相でパパに一喝! 「変化球投げるしかないんだよ!」「練習しろ!」。

新米選手を厳しく指導する鬼監督のようなママの言動に同感の声が多数上がりました。

「そうそうそうそうそう!!!」
「ビッグボス!!」
「共感すぎて、思わず笑ってしまいましたw」
「直球勝負するほど、どんどん打率があがりますよね😇」
「やだぁめちゃくちゃわかる~」
「子育てあるあるなのか、打率8割に笑いました(笑)」

また、同じように困る夫さんが多いらしく、
「うちもそうです…直球を打ち返され、心が折れるまでが一連の流れとなっております。毎度のことなのに、なぜ学習しないのか…」
「オットという生き物は直球しか投げ無いのなんで(笑)」
のように、子育てにおいて変化球アレンジができない「あるある」も判明。
あるパパからは「2歳娘の父親として、全く同じ状況でございます😱変化球をもっと習得できるようがんばります🙇♂️」と反省する声も上がりました。

さらに「後のフォローが足りないみたいで、旦那最近めちゃくちゃ嫌われててわろとります」
「うちでは最終的に「どうせ補助を頼むなら、うまいことやってくれる母ちゃんに頼むわ!父ちゃんはこっち来んな!」になりました(白目)」と、パパの哀しい現実も浮き彫りに。

この子育てあるあるをユーモラスに描いたヒグママさんに、息子さんや日々の子育てについておうかがいしました。

「打率10割なんて日もざらにあります」

――息子さんのイヤイヤ期が始まったのはいつからでしょうか?

「2歳になる手前からイヤイヤ期の香りがしはじめ、2歳になってから完全に始まりました。息子は現在2歳10カ月で、波がありますが今もまだイヤイヤしてます」

――ヒグママさんが変化球を覚えたのはいつでしょうか?

「イヤイヤ最盛期になった3ヶ月目くらいだと思います、多分…。イヤイヤ期が始まった当初、私自身も息子の態度にイヤイヤしてしまい、険悪になった期間がありました。このままではいかんと、状況を打開すべくポジティブな対応を始め、徐々に変化球が上達しました」

――息子さんの“打率8割”は事実でしょうか?

「そうですね。こっちの発言に被せ気味で『イヤ!!!』と言われる日もあるので打率10割なんて日もざらにあります。平均して8割ですね。野球だったら凄すぎる打率ですよね。まだ変化球を特訓中の主人は、今もよく打ち返されています」

――野球監督のようになることは今回以外にもありますか?

「はい(笑)。『息子ちゃんが高い高いをご所望だ!テレビ見てないで行ってこい!!』など、指示出しはしょっちゅうしてます」

――今の息子ちゃんの成長はいかがですか?

「とにかく体力余って寝ないですね。外で遊び倒すとすんなり寝ますが、そんな時は母も爆睡で自由時間が乏しいです…。でも、手は掛かりますが息子ちゃんは常に可愛いです。最近はよく即興で作った歌を歌ってます」

◇ ◇

ストレス発散には、「育児絵日記を書いたり、自分へのご褒美としておやつ食べてます」と言うヒグママさん。息子さんには「自分がどうしたいか、自分の価値基準を持って人生を選択していける子になってほしい」と願います。

ヒグママさんが描く育児絵日記は、“子育てあるある”の大変さをつづっていますが、ユーモアがあり思わずクスッと笑ってしまうものばかり。その秘訣をたずねると「腹立ったり、嫌な時こそ、なんか笑えるネタにならないかなと考えています。『ネタにして笑ってやろう』と思うと、そこまで嫌なことだと感じなくなるかもしれないです」と教えてくれました。

ヒグママさんは自身の体験をユーモラスに描いた育児漫画を電子書籍で出版しています。気になる方はぜひチェックしてください。

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■ヒグママさんTwitter  https://twitter.com/chiyuca919

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