コロナ禍以前に比べて…「パンパンの冷凍庫」に悩む家庭が増加 「冷凍食品の購入量増えた」

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みなさんのご家庭にある冷凍冷蔵庫・冷凍庫(冷凍室)にはどのくらいものが入っていますか。20〜50代の子どもと同居する全国の男女400人に家庭の冷凍冷蔵庫・冷凍庫(冷凍室)の使用状況を聞いたところ、7割以上の人が「冷凍室の中はいっぱいだと感じる」と回答しました。また、冷凍室がいっぱいになる理由については、半数以上の人が「冷凍食品の購入量が増えた」と回答し、コロナ禍による食生活の変化が関係していそうだといいます。

ハイアールジャパンセールス株式会社が、2022年7月に「2022年版・家庭の冷凍冷蔵庫・冷凍庫(冷凍室)の使用状況に関する意識調査」として実施した調査で、2018年に実施した同調査と比較した結果を発表したものです。

はじめに、「普段、家庭で使用している冷凍室の中はいっぱいだと感じますか」と聞いたところ、「いっぱいだと感じる」(42.8%)と「ややいっぱいだと感じる」(34.0%)を合わせて76.8%の人が「いっぱいだと感じる」結果となり、2018年調査時の68.1%から8.7ポイント増加。コロナ禍以前に比べていっぱいの冷凍庫に悩む家庭が増えていることが窺えたといいます。

また、「冷凍室がいっぱいになる理由」については、2018年の1位が「食材の保存」(46.7%)であったのに対し、2022年は「冷凍食品の購入量が増えた」(53.7%)が1位になり、コロナ禍による内食需要の増加の影響が窺えたそうです。

次に、「冷凍庫(冷凍室)がいっぱいだと感じる」と回答した人に「冷凍室がいっぱいになる時期」を聞いたところ、66.1%の人が「1年中」と回答。2018年の調査時の54.4%から11.7ポイント増加し、家庭の冷凍スペースがひっ迫していることがわかりました。

続いて、「冷凍室を最も多く占めるもの」を聞いたところ、「冷凍食材(魚、肉)」(35.8%)、「冷凍食品」(31.0%)と上位2つで66.8%を占める結果に。2018年調査時の「冷凍食材(魚、肉)」(32.8%)、「冷凍食品」(31.3%)と比べて「冷凍食材 (魚、肉)」は3ポイント増加しているといいます。

直近数年の「冷凍食品の購入頻度」について聞いたところ、51.5%の人が「増えた」と回答。 2018年調査時の41.0%から10.5ポイントも増加しており、コロナ禍を経て食生活にも大きな変化が生まれていることが窺えたそうです。

また、「冷凍食品の買いだめ」については、「4日~1週間分」(37.0%)、「1~2週間分」(23.0%)、「2~3日分」(18.3%)と続き、89.3%の人が冷凍食品を「買いだめする」と回答。そのうち、71.0%の人は「4日分以上買いだめする」と回答しました。これを2018年の調査結果と比較すると、「買いだめする」が80.5%、「4日分以上買いだめする」が60.8%だったため、いずれもこの3年で大幅に増加している結果となりました。

最後に、「冷凍庫(冷凍室)がいっぱいだと感じる」と回答した人に「家庭に今以上の冷凍スペースが必要だと思うか」聞いたところ、「必要と感じる」(46.9%)と「どちらかというと必要と感じる」(42.0%)を合わせて88.9%の人が「今以上の冷凍スペースが必要」と回答。また、「家庭の冷蔵庫・冷凍庫(冷凍室)への不満」については、64.8%の人が「冷凍室の容量が少ない」と回答したといいます。

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【出典】
▽ハイアールジャパンセールス株式会社

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