新商品が発売されると、どんなものなのか気になってしまうもの。ついつい目新しいものが欲しくなることはあるでしょう。Instagramで日々の気づきを投稿している増田さんはその「物欲」への対処法を作品『物欲を疑え』として投稿し話題となっています。
ある日テレビを見ていた作者の増田さんは、新しいスマホの宣伝が流れてきたことで、買い替えたいと思います。しかし、よく考えてみると今のスマホで不便さを感じていなかったため、ひとまずスマホのケースだけを新しく買い替えてみることにしました。するとスマホケースを変えただけで、満足してしまったということがあったのだそうです。
数万円の出費が、数千円のケースで代用できてしまうことに、増田さんは「物欲」の正体を疑います。また、最近ではスマホの壁紙やアプリの配置を変えるだけなど、お金がかからない工夫だけでも買いたい欲がおさまってしまうことがあるのだそうです。
1円も使わずに満足できる自分の物欲に疑問を持ちながら「もしかすると自分は新しいものが欲しかったわけじゃなくて、気分を変えたかっただけなのかも」と気づきます。本当に欲しい時はあるけれど、代替え可能なものもあると感じるのでした。
この投稿に「買い物欲求のままに買って着なかった服、、、そして買ってしまっての後悔。その時の私は何かを変えたかっただけだったんだ。なんかモヤモヤが晴れました」「代替可能ですね。実は広告宣伝に踊らされてました。経済中心の世の中なので、物欲に訴えてくるのは当然のことですが、自分の資金面を考えて対処したいです」など多くコメントが届いていました。
壁紙を試しに変えただけで物欲が収まった
作者の増田さんに話を聞きました。
ースマホ以外にこういった感覚を持ったものはありますか?
高いものですと、新しいカメラを買う代わりに三脚を買ったり、新しい時計を買う代わりにバンドを買ったりしています(笑)
ー「新しいモノ」ではなく「気分を変えたかった」と気づいたきっかけは?
スマホの壁紙を試しに変えただけで物欲が収まったときに、なぜなにも買っていないのに物欲が収まるのか、「これは物欲ではないのでは」と考えたのがきっかけです。
ーSNSや広告で常に“新しいもの”が流れてきます。「本当に欲しいもの」をどのように見極めていますか?
やはり少し時間を置くのがいいと思います。瞬間的にほしくなって、その勢いで買うのではなく、一晩、二晩置くだけでも「なぜあれが欲しかったんだろう」と不思議に思うくらいに物欲が下がることがあります。
<増田さん関連情報>
▽Instagram
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