携帯3社の新料金プラン「ahamo」「povo」「LINEMO」…「実際に乗り換えた人」はわずか6.3%

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2021年3月より大手携帯電話各社から新料金プラン「ahamo」「povo」「LINEMO」が提供され注目されていますが、実際にはどのくらいの人が乗り換えているのでしょうか。「ahamo」「povo」「LINEMO」を知っていると回答した、全国の20代以上の男女8119人に聞いたところ、「実際に乗り換えた」と回答した人はわずか6.3%でした。また、新料金プランに乗り換えなかった理由は、「今の契約に満足している」「キャリアメールが使えない」「手続きやサポートがオンラインのみだから」などに回答が集まったそうです。

株式会社エイチームライフデザインが運営する、通信費・家計見直しサイト『Soldi(ソルディ)』が2022年6月に、「大手携帯電話会社の新料金プランへの乗り換え事情」と題して実施した調査です。

はじめに、「新料金プラン(ahamo・povo・LINEMO)への乗り換え有無」を聞いたところ、新料金プランを知っているのにもかかわらず、「乗り換えた」と回答した人はわずか6.3%でした。

次に、「普段使用するデータ容量」を聞いたところ、新料金プランに「乗り換えた」と回答した人は「15GB~20GB」が最も多く34.4%。一方、新料金プランに「乗り換えなかった」と回答した人では「1GB未満」が最多で24.1%という結果となり、普段使用するデータ容量が乗り換えの決め手の一つになっていることが窺えたといいます。

新料金プランへ「乗り換えた人」と回答した人に、「乗り換える前に使用していたキャリア(プラン)」を聞いたところ、「ドコモ」(40.0%)、「au」(26.7%)、「ソフトバンク」(13.8%)、「楽天モバイル」(6.7%)と続き、大手キャリアが多いということがわかったそうです。

また、「新料金プランに乗り換えた理由」については、「料金が安くなるから」(81.5%)、「料金体系がシンプルでわかりやすいから」(33.8%)、「使用していたキャリアのプランだから」(27.7%)といった回答が上位に並びました。

なお、「新料金プランに乗り換える前後の携帯電話の月額料金」を見ると、月額「4000円以下」の割合は、「乗り換える前」では34.4%だったのに対して「乗り換えた後」では71.8%と大幅に増加したといいます。

最後に、「新料金プランに乗り換えなかった」と回答した人にその理由を聞いたところ、「今の契約に満足しているから」(40.0%)、「キャリアメールが使えないから」「手続きやサポートがオンラインのみだから」(いずれも20.5%)といった回答が上位に並びました。

ちなみに、「どういうことができたら新料金プランへ乗り換えたいと思いますか」と聞いたところ、「月額料金の値下げ」(51.8%)、「キャリアメールが使用可能」(28.7%)、「店舗で手続きが可能」(25.1%)と続き、料金のほかに、オンラインプランならではのデメリットが要因で乗り換えには至らないことが窺えたといいます。

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