飛沫防止用アクリル板で「会話が聞き取りづらい」経験をした人が9割以上 一方で「アクリル板はまだ必要」が7割

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コロナ禍が始まって3年目になり、飛沫感染予防用のアクリル板が置かれていることが日常的になりましたが、みなさんは、このアクリル板についてどう感じているのでしょうか。全国の20~80代の男女811人に聞いたところ、9割以上の人がアクリル板によって「会話が聞き取りづらい」といった経験していることがわかりました。また、アクリル板があることでストレスに感じることは「相手の声が聞き取れない」「机が広く使えない」などに回答が集まったそうです。

カルテック株式会社が「飛沫防止用アクリル板に関するアンケート調査」として2022年6月に実施した調査です。

はじめに、「レジなどでアクリル板越しに会話する際、聞き取りづらいと感じたことがありますか」と聞いたところ、「よくある」(51.5%)、「ある」(20.5%)、「たまにある」(20.7%)を合わせると90.7%の人がアクリル板によって「会話が聞き取りづらいと感じたことがある」と回答しました。

また、「アクリル板によって相手の声が聞こえづらいために『聞こえたフリ』をした経験はありますか」と聞いたところ、「よくある」(12.9%)、「ある」(18.5%)、「たまにある」(40.0%)を合わせると71.4%の人が「聞こえたフリをしたことがある」と回答したそうです。

その一方で「屋内会食でのアクリル板の必要性」については、「必要」(22.8%)、「どちらかといえば必要」(46.6%)を合わせると69.4%の人が「必要」と回答し、アクリル板によって「会話が聞き取りづらい」「聞こえたフリをする」経験があるものの、今現在も「アクリル板は必要」としていることが窺えたそうです。

続いて、「アクリル板があることで感じるストレス」については、「相手の声が聞き取れない」(602人)、「机が広く使えない」(355人)、「相手の反応がわかりにくい」(187人)、「意思疎通ができない」(170人)、「相手の顔が見えづらい」(150人)などが挙げられたといいます。

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