結婚相手が望むなら「専業主夫になる」20~30代の未婚男性の半数が回答 「年収500万以上なら」など条件付きの人も

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結婚相手に「専業主夫になってほしい」と言われたら、あなたはどうしますか? 20~30代の未婚男性に聞いた調査によると、約半数の人が「専業主夫になる」と回答したそうです。

結婚相談所などを手掛けるタメニー株式会社が「ジェンダー別役割に関するアンケート」として2022年6月に実施した調査です。20~39歳の未婚男女2400人を対象に行われました。

まず未婚男性600人に限定して「もし、結婚することになったとして、お相手から『自分が稼いでくるので専業主夫になってほしい』といわれたら専業主夫になりますか」と聞いたところ、「専業主夫になる」と回答した人は49.2%、「専業主夫にはならない」と回答した人は19.7%でした。

なお、「専業主夫になる」と回答した人のうち、「条件なしで専業主夫になる」と回答した人は41.7%でしたが、「お相手の年収が500万円以上だったら専業主夫になる」と答えた人は34.9%、「お相手も家事育児に参加してくれるなら専業主夫になる」という人は25.1%と続きました。

続いて男女2400人に、仕事や家庭において、性別による役割分担をした方がよいかを聞いたところ、「話し合って分担を決めた方がよい」(52.3%)が最多に。次いで「個人の得意不得意で分担した方がよい」(42.2%)という回答が多く、「男女で役割分担をした方がよい」と答えた割合は34.0%でした。

日常生活におけるジェンダー別の役割について、「自身の考え方」を聞いたところ、男性回答では「男性が重いものを持つ」(36.8%)、「女性は化粧をする」(20.9%)、「男性が食事やデート代をおごる」(18.2%)といった回答がありました。また、女性回答では「女性は化粧をする」(30.9%)、「男性が重いものを持つ」(28.5%)、「女性は言葉遣いに気をつける」(18.4%)といった回答が上位に並びました。その一方で男女とも「当てはまるものはない」(男性:43.2%・女性:42.9%)が最多で、男女共に日常の中でジェンダー別の役割を意識している人はそれほど多くないことが伺えたといいます。

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