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「仕事に対する幸せ度」あなたは何点? 平均点は60.1点…若い世代ほど点数低い傾向に

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みなさんは自身の仕事に対して幸せを感じる時はありますか。もし点数をつけるなら、何点だと思いますか。全国の働く10代から50代の男女800人を対象に、最高値を100点として、現在の「仕事に対する幸せ度」を聞いたところ、平均点は60.1点との結果になりました。なお、仕事に対して幸せを感じている「幸せ度80点以上の人々(=幸せな仕事に就いている人々)」の割合を世代別に調べると、最も少ないのは「Z世代(18~26歳)」で、最も割合が多かった「バブル世代(52~57歳)」と比較して3分の2程度だったといいます。

株式会社夢真ビーネックスグループが運営する「幸せな仕事総合研究所」が2022年4月~5月の期間に実施した調査で、Z世代(18~26歳)・ミレニアル世代(27~42歳)・氷河期世代(43~51歳)・バブル世代(52~57歳)の各世代から200人ずつ、計800人から回答を得たといいます。

最高値を100点として、現在の「仕事に対する幸せ度」を聞いたところ、平均点は60.1点。そのうち、「幸せ度80点以上の人々(=幸せな仕事に就いている人々)」は約3割だったそうです。

また、「幸せ度80点以上の人」に「その仕事が幸せと感じる理由」を聞いたところ、「休暇を取りやすく、家族サービスに時間を割きやすい環境である(56歳男性・バブル世代)」「有給も取りやすく、残業もないので、家庭との両立や自分の時間を持てる(45歳女性・氷河期世代)」など、各自のライフスタイルに合った働き方を実現していることを挙げる声があったそうです。

一方、幸せ度が平均である60.1点を下回った「幸せ度が平均点以下の人」に、「その仕事が幸せと感じることができない理由」を聞いたところ、「正当な評価をされているのか分からない(32歳男性・ミレニアル世代)」「年功序列の風潮が強く、セクハラ発言も気になる。給与もなかなか上がらない(25歳女性・Z世代)」などの声が寄せられたといいます。

次に、世代別に「幸せ度80点以上の人」の割合を比較すると、最も少ないのは「Z世代」(26.5%)でした。次いで、「ミレニアル世代」(29.0%)、「氷河期世代」(32.0%)、「バブル世代」(41.0%)と続き、現在の仕事に対して、若い世代ほど「幸せな仕事に就いている人々」が少ないことが判明したそうです。

また、婚姻状況別に比較すると、「幸せ度80点以上」と回答した人の割合は、「既婚者」が42.9%、「未婚者」が24.3%と18.6ポイントの差が生じ、既婚者の方が仕事に対する幸せ度が高いという結果になった一方で、性別では「男性」が32.0%、「女性」が32.3%となり、男女間では大きな差はみられなかったといいます。

続いて、「今年の夏季のボーナスの見込み支給額」を聞いたところ、平均額は「給与2.7カ月分」となりました。

また、夏季ボーナスの支給額において「幸せ度80点以上の人々(=幸せな仕事に就いている人々)」と「幸せ度が平均点以下の人々」で比較すると、「幸せ度80点以上の人々」では給与3.3カ月分、「幸せ度が平均点以下の人々」では給与2.5カ月分となり、ボーナスの支給額に給与0.8カ月分の差がある結果となったそうです。

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