大東建託株式会社は、新潟県の自治体を対象にした「街の住みここち2022ランキング<新潟県版>」をこのほど発表しました。新潟県居住の20歳以上の男女9408人を対象に聞いた調査で、住みここち1位の街には「北蒲原郡聖籠町」が選ばれました。
新潟県に居住する人に、今住んでいる街(自治体)について「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」など8つの項目について評価してもらって作成したランキングで、2019~2022年の4年にわたって集めた回答を集計しているといいます。回答者が50人以上の自治体がランキング対象となっているそうです。
住みここちの良い街の1位は、「北蒲原郡聖籠町」が初ランクイン。北蒲原郡聖籠町は下越地方に位置し、町内には高速道路、国道バイパス、幹線道路などが通っており、隣接する新潟市や新発田市へアクセスしやすいため、両市への通勤・通学者が多く住む町です。また、2014年に開館した「聖籠町立図書館」は、授乳室や飲食スペースなどがあり町民の交流の場としても利用される憩いの場となっているそうです。
次いで、2位には2年連続で「新潟市中央区」、3位は昨年1位だった「新潟市西区」、4位は「南蒲原郡田上町」が初ランクイン、5位は昨年3位だった「新潟市江南区」という結果になったそうです。
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なお、住みここちの良い街について「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」など、住みここちに関わる8つの因子別のランキングは以下のようになりました。
▽「生活利便性」1位:新潟市中央区
▽「交通利便性」1位:新潟市中央区
▽「行政サービス」1位:新潟市西区
▽「親しみやすさ」1位:南魚沼郡湯沢町
▽「防災」1位:南魚沼郡湯沢町
▽「静かさ治安」1位:南蒲原郡田上町
▽「物価・家賃」1位:妙高市
▽「自然・観光」1位:南魚沼郡湯沢町
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また、今回の調査では、2022年のみの回答(3277人)を集計した、新潟県居住者の「住みたい街ランキング」もあわせて発表されています。
新潟県の住みたい街(自治体)の1位は、新潟市の中心地で、行政機関や商業施設が集まる「新潟市中央区」が4年連続で選ばれました。2位には今年から全国の自治体を対象とした結果、「東京23区」がランクイン。3位は「長岡市(昨年2位)」、4位は「新潟市西区(昨年3位)」、5位は「新潟市東区」が2年連続でランクインしたそうです。
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【出典】
▽いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<新潟県版>