「首がもげた大仏に親がホオズキ挿した」3Dプリントに失敗した作品が話題 「すごいメッセージ性ある」

今田 哲平 今田 哲平

「3Dプリントに失敗して首がもげた大仏に親が鬼灯さしたやつ異常すぎて好き」とTwitterに投稿した、ぶどう茶(@budoucha)さん。

投稿された写真は、まるで現代アートのような佇まい。あるいは神話などに出てくるガネーシャやアイルランドの妖精・デュラハンなどを連想させるとネット上で注目されています。なんとも言えない雰囲気を醸し出していますね。

「仏像の首を鬼にするのはすごいメッセージ性がありますね。」
「肥大化した心臓が中から這いずり出てきたみたいでこわい」
「仏の顔も三度までって言うけどこれは一度目で二度見させてくるタイプ」

リプ欄にはこのような声が寄せられ、不気味で怖いもの見たさのような雰囲気も感じられます。ツイートしたのはぶどう茶さんですが、仏様の頭としてホオズキを挿したのはお母さまのようです。ぶどう茶さんにお話を聞きました。

ーーなぜ3Dプリンターで仏様をプリントしようと思ったのでしょうか?

ぶどう茶さん「近年、自然災害の多発や疫病の蔓延、国際情勢の悪化など、世界は混迷の時代にあり、このような状況下では古来からの習わしに従い大仏を建立すべきであると思ったからです」

ーー大仏さまのお顔にホオズキを挿したのは?

ぶどう茶さん「出力の際、3Dプリンターの調子が悪く首から上がうまく乗らずに出力不良となってしまったのですが、さりとて神仏を象ったものを無下に捨てるのも忍びなく、かつて鎌倉の大仏の頭部が地震で欠落してしまっていた史実なども踏まえ、ひとまずそのまま実家の仏壇に並べておきました。仏壇にはたまたまホオズキも飾ってあったのですが、気付いたら切断面に『習合』した状態で飾られていました」

ーー大仏さまのお顔の代わりにホオズキを挿すことによって何か意味を持たせたのでしょうか?

ぶどう茶さん「母曰く『首がなくてかわいそうだったから』『(切断面に)穴が空いていたから』だそうです。私は、ガネーシャの逸話みたいだなと思いました」

ーー現代アートのようにも見えますが、意識されたのでしょうか?

ぶどう茶さん「和風ホラーゲームのような独特の存在感があったので、写真を撮影する際には雰囲気を壊さず持ち味が引き立つように写真の構図や背景の色合いなどに少しだけ気を使いました」

ーーほかにも3Dプリントでのエピソードなどはありますでしょうか?

ぶどう茶さん「失敗ではないのですが、タブレットスタンドなどちょっとした便利グッズを作るときに、まずハサミとダンボールで試作するのですが、それで十分役に立ってしまい結局3Dプリンターの出番が無くなってしまうことが多いのが悩みです」

◇ ◇

今回のツイートが話題になったことに対して、ぶどう茶さんは「 写真を上げたときはまさかこれほどの反響があるとは思いませんでした。コメントで皆さん、いろいろな作品を連想されていましたが、なぜかほとんど敵キャラだったのが印象深かったです」

この大仏さまのお力で、不幸なニュースが少しでもなくなることをお祈りします。

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