油断してたら…大雪をかぶった動物園のトラに「ドリフのコント」「年賀状にしたい」4コマ写真が漫画みたい

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「油断大敵」とTwitterで紹介されたトラの写真が話題になっています。

写真を撮影したのは、動物園巡りが趣味で、TwitterやInstagramに多くの動物の写真を公開されているrikuさん(@rikunow)。

rikuさんによると、今回撮影したトラは、北海道旭川市の旭山動物園で飼育されているアムールトラの新(シン)くん。

雪景色の中、木の枝葉に積もった雪が落ちてきて、シンくんの頭にバッサー! そんな決定的瞬間を見事カメラに収めています。

まさに、「油断大敵」といえる場面にツイートのリプ欄にも多くの反響がありました。

「ドリフのコントみたいw」
「可愛いwアメリカのドタバタアニメみたいだw」
「こんなに愛くるしいトラを見たことがない」
「雪を被っても慌てず、堂々としてますねー」
「ナイスショットです」
「最高のシーンをありがとうございます」

さらには、“Great story in 4 frames. Reminds me too much of my childhood.(4コマの素晴らしいストーリー。子どもの頃がすごく思い出されます)” など、海外からのコメントもあり、シンくんの可愛さに世界中が注目しています。

劇的瞬間を見事にとらえたrikuさんに聞きました。

――まさにベストショットですね!撮影時の状況など教えてください。

rikuさん:撮影した時期は2021年12月です。この日は天気は曇りでしたが前日に結構な降雪があり、枝がしなるほど雪が降り積もっていました。シンくんは2020年2月に生まれたばかりの子で、まだ無邪気な面も多く、この時も枝の雪に興味を示していました。そこで、自分から雪を落とすのかなと思いカメラを構えていたのですが、何もしないうちに雪が落ちてきました。

――なるほど。雪をかぶってしまったシンくんの反応はいかがでしたか?

rikuさん:昨年にも、シンくんは自分からワサワサと枝を揺らして雪を被り、ビックリしていたのですが、今年はもう慣れたのかすぐにブルンブルンと雪を払っていて、成長を感じました。

――シンくんも色々なことを経験しながら大きくなっているのですね(笑)。rikuさんは全国のさまざまな動物園で撮影をされていますが、どのくらいの頻度で行かれるのでしょうか。

rikuさん:動物園にはほぼ毎週、休みの度に撮影に行っています。旭山動物園に行く頻度は時期にもよりますが、大体月1〜2回ほどですね。写真は趣味で撮影をしています。

――なかでも、トラがお好きとのことですが、トラの魅力とはズバリどのようなところ?

rikuさん:トラというと、「猛獣で怖い」という印象を持たれている方も多いですが、猫のように無邪気な一面もあり、そのギャップが魅力的だと思います。また、「虎の子」という言葉もあるように、母親は全身全霊で子供を守り可愛がっていて、そういう愛情深い一面も素敵だと感じています。

   ◇  ◇

素晴らしいトラの写真を撮り続けているrikuさんですが、来年は寅年ということもあり、「写真のデータを購入したい」「年賀状に使用したい」「スマホの待ち受けにしたい」といった連絡もよくあるそうです。

このような声についてrikuさんにおうかがいしたところ、「販売は考えていないのですが、年賀状やスマホの待ち受けなど個人で楽しんでいただく分には全く問題がないので、(連絡をくださった方には)そのようにお伝えしています」とのことでした。

■rikuさんのTwitterはこちら→https://twitter.com/rikunow

■rikuさんのInstagramはこちら→https://www.instagram.com/riku_0710/

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