「お義母さんが孫の為に作ったフェルトままごとのクオリティがマジでやばいwwwwww」と動画を投稿した「시노 ~nono~(@jin_s0819)」さん。動画にはプラスチックケースに山盛りに入ったお菓子やアイス、カレールーなどの箱を、ひとつずつ手に取って見せる様子が映っています。
どれも見慣れたパッケージですが、すべてフェルトと刺繍でできていると言うから驚きです。その完成度の高さと、飾っておきたくなってしまうような可愛らしさに「わ〜 お義母さんのクオリティの高さ…凄いね これは大人でも欲しくなる…」と絶賛コメントが集まりました。
「ままごとの域超えとるやん!! 売り物に出来るクオリティやでぇ お義母さんすっげー」
「お義母さま、凄すぎるww 孫になりたい」
「途中まで本物だと思って見てました わたしもハンドメイド好きなので、将来こんなおばあちゃんになりたいです」
「ものすごいクオリティの高さですね! しかもスーパーカップは蓋まで外れる仕組みだとは……すごい!」
「細かいところまでめっちゃ再現されてますな(笑)」
「すごいと同時におばあちゃんの暖かさに感極まって泣きそうになる」
と、感動リプが集まったツイートは11.8万以上の“いいね”がつき、動画は120万回以上再生されています(10月17日現在)。
“フェルトままごと”を作ったのは、手芸や洋裁が好きで趣味だというnonoさんのお義母さんです。“フェルトままごと”といえば野菜や果物が定番で、切り口にマジックテープをつけて包丁で切るような体験ができるものが一般的です。ですが、nonoさんのお義母さんが作ったのは、お馴染みのポッキーやジャワカレーなどの箱、スーパーカップ、オイスターソースの瓶、わさびなどのチューブ、粉チーズなどの実在パッケージ。実物の35〜60%程度に縮小されたフェルトパッケージは、写真や文字が忠実に刺繍で再現されています。しかも、プリンの蓋はめくれるように、カップアイスの蓋は外れるようになっているといいます。
「一人息子だったのでままごとに縁がなかったけど、女の子の孫が産まれたのもあって、作ってみたいと思った」ことがフェルトままごとを作るきっかけだったそう。ちょうど良さそうな商品を見つけると「パッケージを開いて、縮小コピーして、トレーシングペーパーで型紙を作って、刺繍の下地シート(透明)を使って文字の部分などを刺繍します。中には厚紙と綿が入っています」とのこと。フェルトは百均で購入し(どうしても色がないもののみ手芸店で購入)、切れ端なども全て残しておいて細かい部分に利用しています。
たとえばポッキーの箱を作るのに、1日中作って1週間くらいかかるそう。nonoさんが投稿した写真を数えると、40個以上の作品があります。実は、3年ほど前から同シリーズを作り始めて、コツコツと増やしてきました。きっかけだった女の子は現在6歳になっていて、今は2歳の次男くんがメインで遊んでいるとのこと。
実在パッケージシリーズ以外にも、コンロやお鍋、野菜などもあり、お買い物から調理まで全てフェルトままごとで遊ぶことができるようになっています。実際の遊び方は「『はい、どーぞ』を延々と。ままごとのお鍋にチョコレートなど入れて、ガスレンジのままごとに乗せて火にかける(笑)」が多いとnonoさん。
2年ほど前にも写真を撮ってツイートしたことがありましたが、その時は3000“いいね”ほどだったそう。「そういえば動画撮ってなかったなと思い、撮ったのが10月9日の動画です! Twitterがこんなにもバズったのは初めてだったのでビックリしました!きっとこれもお義母さんの作品が素晴らしいからだと思います」とあらためて作品の素晴らしさを感じています。
お義母さんにもバズったことを報告したところ「なんか嘘みたい。びっくり。RTの勢い順とやらが1位で驚いた。浮き足たつような感じ」という感想だったそうです。
洋服などは好みがあるので押しつけにならないようにしていると話すお義母さん。nonoさんは「これからの新しい作品が楽しみです!」と話しています。