「先輩にペット飼ってる?って聞かれて、はい!って答えると写真見たいって言われたので見せたら『俺こういう犬好きじゃない、どこが可愛いと思って飼うわけ?』って言われました。辛かったけどビクターの可愛さは私が誰よりも分かってるから耐えました…でもやっぱりつらい…」とつぶやき、愛犬の写真を投稿した白石 菜穂さん(@hiroiyume1201)のツイートが話題です。投稿者の白石さんにお話を聞きました。
好みがあるのはわかるが、その言葉はないわ…
白石さんの愛犬、ビクターくんは1歳になるフレンチブルドッグの男の子。お茶目で甘えん坊な、白石さんのお宅の大事な家族の一員です。3万4千以上のいいねがついた今回のツイートには、「え、可愛くない犬なんてこの世に1匹たりともいないよ?」「犬はみんなかわいいのに」「ないわ…それはないわ…好みがあるのはわかるが、やっぱその言葉はないわ…」といった、投稿者のショックに寄り添う2250以上ものリプライが殺到。
またリプ欄には、「うちも今までたくさん言われたけど気にしてないです。かわいいもん!」「フレブル以上に可愛い動物いる?!」と、同じくフレンチブルドッグ(通称:フレブル)の飼い主さんたちからの励ましの声や、たくさんのフレブルたちの写真のほか、ビクターくんの写真を可愛く加工した画像なども寄せられました。
愛嬌ある仕草も魅力のフレンチブルドッグは、人懐っこくて大らかな性格のため、子どもやほかのわんちゃんと上手に遊べる子が多く、家庭犬として人気の犬種。今回、2250以上もの共感と励ましのリプライが寄せられたことに対して、「全員に150文字で返すのはちょっと難しそう…」「いっぱい愛ある言葉をいただいたのに」とつぶやいていた白石さんに、寄せられた多くのリプライに対する感謝の気持ちと今回のツイートについて、お話を伺いました。
まずは悲しかった…
ーー「先輩」とはどんなきっかけで今回のような話になったのですか?
「雑談中、会話がつきそうになったときに先輩が、そういえば犬飼ってたよね?と話題にし始めました」
ーーで、愛犬の写真を見せてと言った後に、「俺こういう犬好きじゃない」と…?
「私は好きで飼っているので、否定されてすごくショックでした。違った考えの人がいるのは仕方ないと思いますが、家族でも近しい存在でもないのに、よく堂々と人の飼い犬を否定できるなぁと思いましたし、まずは悲しかったです…」
ーーそうですよね…。反論などはされたのですか?
「『えー、可愛いですよ』と言うと、『顔がバカそう』と言い出したので、受け答えするのをやめて、ずっと犬について先輩が喋り続けるのを黙って聞き流していました。20分くらい1人で話していたと思います。私が無言でいるのに気づくと、話すのをやめてお互い無言になりました…」
耐えるのも大事だけど、逃げるのも一つの方法
ーー今回のツイートに対して、リプ欄にはたくさんのフレブル飼いさんたちからの温かい言葉や可愛い写真も寄せられていましたね。
「ほかのフレブル仲間さんも、私と同じようなことを言われたことがあるのが印象的でした。生き物ではないけど好みなどについて、『どこがいいの?』と言われたことがある方もいらっしゃいました。私自身も記憶にないだけで、似たようなことをどこかで言ったことがあったかもしれません…。
それを否定ととるか純粋な疑問ととるかは本人次第ですが、やはり言葉は親しい間柄で話すとしても、しっかり考えて発言しなければと改めて思いました。そして今後、先輩とはできるだけ距離を置いていきたいと思っています。今回の件で、耐えるのも大事だけど、そういった心ない言葉をかけてくる人から逃げることも一つの方法だと気づきました」