みなさん、テレワークで逆に忙しくなったり、しんどくなったりしていませんか? 最近の調査によると、1日あたり参加するテレワークでの会議の数が、1日4件以上になると、休職するリスクの高い「高ストレス者」が急増し、約4割に達することが明らかになりました。
株式会社ワーク・ライフバランスと、自律神経の活動量を測定し、本人が自覚していないストレスを可視化するアプリ「ストレススキャン」と「ANBAI」を提供する株式会社DUMSCOが2022年2月に実施した調査です。週1日以上出社せず勤務する22歳以上のビジネスパーソン367人を対象に行われました。
「テレワークによる1日の会議数と、高ストレス者の割合」をみると、「1日平均3件の会議参加者」(14%)と比べて、「1日4件以上の会議参加者」は37%と急増していることがわかりました。
なお「高ストレス者の特徴」をみると、57%の人が「自覚していない」と回答。また高ストレスでありながら自覚していない人の76%が年収800万円を超える、いわゆる「エース社員」であることがわかったそうです。
「低ストレス者」と、高いストレスでありながら自覚できていない人の違いを分析したところ、「低ストレス者」は連続する会議の間に休憩をはさむ「会議間インターバル」や、終業時間と始業時間を11時間以上空けることで、7時間以上の睡眠時間を確保する「勤務間インターバル」を実践している率が高かったそうです。