ナイフ(Knife)の綴りになぜ「K」が入るのか…
英語のアルファベット表記に関する疑問がSNS上で大きな注目を集めている。
「中学で英語習い初めて思ってたこと」
とこの疑問を投稿したのは高校生のさぶあいさん(@Suzukin_Keicar)。
確かに日本人が慣れ親しんだローマ字読みの感覚ではKnifeの「K」はまったく意味不明。誰もが英語を教わり始めた頃に抱いたであろうこの疑問に、SNSユーザー達からは
「日本語喋ってて思うのは
『和泉』←和、何者」
「昔は発音してたけどなんやかんやで発音しなくなったよ
でもめんどくさいから綴りはそのままだよ」
「often t何者」
「オーストラリアなどではoftenをオフトゥンと発音するそうです
あと、完全に無駄話ですが、オーストラリアはdayなどのaをアと読むので、
I will go to the hospital today = ~ the hospital to dieと同じ発音なのでそれでジョーク的な感じでイジられてたりするそうです笑」
など数々のコメントが寄せられている。
今回の投稿についてさぶあいさんにお話をうかがってみた。
ーー英語を教わる中でこの「K」以外にも不思議に感じることはありますか?
さぶあい:レストラン(Restaurant)になぜauの文字が入っているのか不思議です。
ーーご投稿に対しさまざまなコメントが寄せられました。これまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。
さぶあい:「Knife」というのは日本の忍者の道具である「クナイ」の語源ではないかというコメントが複数来て印象的でした。
◇ ◇
Knifeの「K」はKnight、Knave、Knockなどと同様に9世紀から11世紀にかけてイギリスに侵入したバイキングが持ち込んだ大陸系言語の名残で、元々は発音されていたが時代を経る中で発音されないようになったようだ。また「Restaurant」の「au」はフランス語から伝播した言葉だが、英語では早い段階で「au」を発音しなくなったようだ。
読者のみなさんも英語など言語の綴りに疑問を感じたことはないだろうか?言語はその民族の歴史そのもの。しっかり調べてみれば想像以上のドラマを感じられるかもしれない。
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