社員が選ぶ「働きがいのある企業ランキング」トップ10のうち6社が外資系だけど…2位には日本の製薬会社が

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社員クチコミサイト「OpenWork(オープンワーク) 」を運営するオープンワーク株式会社が「社員が選ぶ働きがいのある企業ランキング2022」を発表しました。今年で第9回となる今回の調査では、1位に「グーグル合同会社」、2位は「中外製薬株式会社」、3位に「株式会社リクルート」という結果になりました。ちなみにトップ10のうち、6社は外資系企業でした。

「OpenWork」サイトに2020年7月1日から2021年12月31日までの期間で、匿名の社員・元社員からの500文字以上の自由回答と、「待遇面の満足度」「社員の士気」「風通しの良さ」「社員の相互尊重」「20代成長環境」「人材の長期育成」「法令順守意識」「人事評価の適正感」の8つの評価項目をもとに、「OpenWork」独自のアルゴリズムにより算出し、集計しました。上位企業と具体的なクチコミ情報は以下の通りです。

   ◇   ◇

<5位 プルデンシャル生命保険>

▽企業理念や行動指針であるコアバリューを常に意識するような制度やイベントが実施されているため、常に創業の想いに立ち返ったり、社員同士がお互いに尊敬しあうことを推奨する風土が根付いている。またフルコミッションの営業社員であるにも関わらず、自らの時間を割いてまで、惜しみなく自分の知識を後輩に伝えたり、一緒に学びあう文化がある。(内勤、女性)

▽フルコミッションの世界であることから、周りの評価を気にする必要はなく、顧客に向き合える。報酬、評価はかなり明確。自身の働きが全てを決める。自身でスケジュール管理、目標管理が出来る人はかなり働きがいがある仕事だと思います。(ライフプランナー、男性)

   ◇   ◇

<4位 セールスフォース・ドットコム>

▽成果出すだけでなくその再現性の説明をして組織に還元する風土がある。”Ohanaの精神”と企業文化でも説明されているがまさにそれが体現されていると感じる。特にインサイドセールスの組織はナレッジをシェアしお互い助け合いながら各々の最大の成果を出そう、という雰囲気が比較的他部署に比べて強いように感じる。(営業、女性)

▽組織として各社員自らが自身のキャリア開発を計画し推し進めるという施策があり、マネージャーも1on1などでその後押しをしてくれる。社員同士の業務ノウハウ・スキル共有も盛んであり、オンラインミーティング参加やアーカイブ視聴による学習の他、社員が利用できるオンライン学習サイトが複数あることや、社内公募への申し込みによるジョブチェンジやキャリアアップも可能であるため、成長・キャリア開発を望んでいる人にとっては魅力的だと思う。(エンジニア、男性)

   ◇   ◇

<3位 リクルート>

▽さすがと言わざるを得ない環境です。しっかりとした研修制度があり、ビジネスマナーから、トップセールスの営業方法まで全てを学べます。これらを通して、自分はとても成長できたと感謝しています。(営業、男性)

▽何事も全力で「圧倒的当事者意識」を求められる。中途入社で入ると前職や他企業との文化の違いのギャップで戸惑う人は多いが、それを乗り越えると段々と業務が面白くなるはず。部署ではなくヒトに仕事が集まるため、社員はコンサルタントになるつもりの気持ちがないと務まらないと思う。(SE、女性)

   ◇   ◇

<2位 中外製薬>

▽最近は自身のキャリア志向もだいぶ考慮されるようになり、やりたいこともやれる雰囲気ができてきた。また、3年目までの研修と英語研修が充実している。英語研修が充実している理由は、親会社がロシュで社内の発表資料で英語必須のものがあったり、研究計画書、報告書が英語であったりすることが理由と推察。(研究、女性)

▽年齢、性別に関係なく活躍できる風土がある。コンプライアンスに対する意識は非常に高く、経営トップからのメッセージも定期的に発信される。(製造、男性)

   ◇   ◇

<1位 グーグル>

▽この会社に3年以上いるだけでも、日本企業の10年ぐらいの濃密な体験ができます。また、キャリアにこの会社の在職を加えられただけでも、退職後もその実績がついて回ります。その大きな理由は、OB達が、Googleの採用基準の高さ、Googleyの精神を完全に理解しており、それに対して完全に信頼しているため、転職・キャリアプランに非常に有利になります。 (技術、男性)

▽女性のみならず、ありとあらゆる面で公平性を保とうとしている努力が見られます。女性のマネジメントはもちろんのこと、女性のキャリアをサポートするメンターシステムも充実しています。福利厚生でも家族へのサポートは手厚く、働きやすい環境です。(営業、女性)

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また、6位以下のトップ10には「アビームコンサルティング株式会社」「P&Gジャパン合同会社」「ソニーグループ株式会社」「日本マイクロソフト株式会社」「デロイトトーマツコンサルティング合同会社」といった会社が入りました。

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