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ビジネスメールがAIで作成したものだと「気づいた」ことがある人は6割 気になる?気にならない?

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みなさんは、仕事上でやり取りするメールの文面にAIを使ったことはありますか。株式会社エムフロ(東京都渋谷区)が実施した「ビジネスメールのAI化に関する意識調査」によると、回答者の60.4%が「相手からの連絡がAIで作った文章だと気づいたことがある」と回答し、自身もAIを使って連絡文を作成したことがある人が60.8%にのぼることが明らかになりました。一方で、AI作成の文章に悪印象を持つ人も42.4%おり、使い方次第では相手との関係に影響する可能性も示されました。

この調査は、採用動画制作代行サービスを運営する株式会社エムフロが、仕事をしている男女500人(女性332人・男性168人)を対象に、2026年5月にインターネットで実施しました。

6割超がAI作成メールに「気づいた経験あり」

最初に、「相手からの連絡がAIで作った文章だと気づいたことがあるか」という質問に対し、「たまにある」が53.4%、「頻繁にある」が7.0%で、合わせて60.4%が「気づいた経験がある」と回答しました。AIがビジネスコミュニケーションの場に広く浸透している様子がうかがえます。

一方で、「全くない」が39.6%と約4割を占めており、「最近はAIの性能が高いので、気づけないと思う」という声もありました。自然な文章として受け取られているケースも少なくないようです。

AI作成の文章「気にならない」が57.6%

次に、相手の連絡がAIで作った文章だとわかった場合の印象を聞いたところ、「特に気にならない」が57.6%と過半数を占めました。一方、「少し手抜きだと感じる」(29.6%)と「あまり良い気がしない」(12.8%)を合わせると42.4%が否定的な印象を持っており、受け止め方は大きく分かれる結果となりました。

「気にならない」理由 1位は「内容が伝わればいい」

さらに、AI作成の文章でも気にならないと答えた288人に理由を聞いたところ、最多は「内容が伝わればいい」(51.0%)でした。以下、「自分も使っている」(15.6%)、「理解しやすい」(12.8%)、「効率化に役立つ」(12.5%)、「使うのは当たり前」(8.3%)が続きます。

1位:内容が伝わればいい
・ビジネスであれば、伝えたい内容が伝われば問題がないので、気にならないです。下手に間違うよりは、AIに添削してもらうなどをやっていただいたほうが、個人的には高評価だと思います(20代・男性)
・プライベートのやり取りなら別だが、ビジネス文章であれば要点さえわかれば気にならない(40代・女性)

情報共有を円滑に進めることが重視されるビジネス場面では、文章をどのように作ったかよりも、必要な情報が正確に伝わるかどうかを優先する人が多いようです。

2位:自分も使っている
・私もAIツールをたくさん使っていて、大好きなので。ただ記号などは消してから送信してほしい(30代・女性)
・自身も文章力がなくAIに頼ることがあるので、他にも同じような感覚の人はいるのだろうと思う(40代・女性)

自分自身がAIを活用しているからこそ、相手が使っていても自然なこととして受け止められるようです。

3位:理解しやすい
・人が作った文章よりAIにまとめてもらっているほうが読みやすいので、気にならない(20代・女性)
・要点がわかりやすく整理されていて、返信もしやすいことが多いからです。内容がきちんとしていれば、AIを使っていても業務効率化のひとつだと思います(30代・男性)

AIが作る文章は構成が整っていて読みやすいと感じる人も多く、業務効率化の一環として肯定的にとらえられていることがわかります。

4位:効率化に役立つ
・業務連絡に手作業で入力する必要性を感じません。文章を考えることは、意外と時間と気力を消耗するからです。効率性を求めます(30代・女性)
・業務に支障が出ない内容であれば、逆に「時間を大切に考える人なのだ」と感じます(40代・女性)

メール作成にかかる時間や労力を削減することで、より重要な業務に集中しやすくなるという考えが、AI活用を後押ししているようです。

5位:使うのは当たり前
・AIが発達してきた時代なので、「使う人ももちろんいるだろうな」としか思わない(20代・女性)
・今の時代、AIを使うほうが普通ですから、「これも時代だなぁ」と思い、気になりませんでした(40代・男性)

検索やチャット対応など、日常のあらゆる場面にAIが浸透している今、仕事上でAIを使うことも当然のこととしてとらえられ始めていることがうかがえます。

「悪印象を持つ」理由 1位は「気持ちが伝わらない」

一方で、悪印象を持つと答えた212人の理由を聞いたところ、1位は「気持ちが伝わらない」(25.9%)でした。以下、2位「軽視されていると感じる」(19.8%)、3位「チェックしていないのは手抜き」(18.4%)、4位「能力が低いと感じる」(8.5%)、5位「連絡くらい自分で書いてほしい」(4.7%)が続きます。

1位:気持ちが伝わらない
・お願い事のメールであれば、気持ちがこもっていないと感じてしまう(20代・女性)
・相手によりますが、丁寧だがその人らしい熱量を感じられない。考えてくれた感じが伝わらない(30代・男性)

依頼や謝罪など感情的な要素を含む場面では、整った文章よりも「本人の言葉」が重視される傾向があるようです。シーンに応じてAIと人間の言葉を使い分ける気づかいが求められているといえそうです。

2位:軽視されていると感じる
・「取り敢えずAIに書かせたのかな」と感じてしまって、少し雑に扱われている気がするからです(40代・女性)
・「見抜かれないだろう」と思って送るところが、軽く見ているなと思う(40代・男性)

相手のためにメール作成に時間をかけることを礼儀ととらえる人にとっては、AI任せに見える文章が「誠意のなさ」として映ることがあるようです。

3位:チェックしていないのは手抜き
・文章に「*」などが残ったままだと、AIで作ったあと自分で読み返していないのかなと感じてしまう(20代・女性)
・気がつく場合には、何らかの理由がある。読み直しや手直しがされていなければ、手抜きだと感じると思う(50代・男性)

AI活用そのものへの否定ではなく、最終確認を怠る姿勢への不満が目立ちました。生成後に自分でチェックし手直しする一手間が、相手への印象を大きく左右するといえそうです。

4位:能力が低いと感じる
・「自分で考えて発信することが難しい人」が増えています。あからさまにAIだと、「自分で考えられない人なんだな」とがっかりします(40代・女性)
・形をきちんとしたいのは理解できるが、本当に任せられるか不安になることがある(50代・男性)

メールから相手の思考力や文章力を読み取ろうとする人も一定数おり、AI任せの文章が信頼感の低下につながることもあるようです。

5位:連絡くらい自分で書いてほしい
・仕事の連絡までAIで作成する必要性を感じず、手を抜いているように感じるから(50代・女性)
・AIに頼ってまできれいに文章を作らなくていいから、自分で作ってほしいと感じる(50代・男性)

短い日常的なやり取りにまでAIを使うことに違和感を覚える人もおり、多少表現が整っていなくても自分の言葉で書かれた文面を好む傾向が見られました。

自分自身もAI作成の文章を使っている人は60.8%

最後に、「あなた自身は連絡でAIで作った文章を使いますか」という質問には、「たまに使う」(41.8%)と「頻繁に使う」(19.0%)を合わせて60.8%が活用していると回答しました。

  ◇  ◇

自身もAIを使うと答えた人の割合(60.8%)は、相手の文章にAIを感じた経験がある人の割合(60.4%)とほぼ同じ水準であり、送る側も受け取る側もAIが当たり前の存在になっていることがわかります。一方、約4割はAIを利用していないと回答しており、「自分の言葉で伝えること」を重視する人も引き続き一定数いることがうかがえます。

【出典】
株式会社エムフロ(Craudia採用動画制作代行サービス)
https://craudia-saiyo-movie.com/

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