「パパに叱られて部屋に戻され、そろりと脱出しようとするところを見られて、少し拗ねるのかわいい」とつぶやき、ツイッターに動画を投稿した、まめ助たまにコロ助さん(@fukuokanomame)。
そこに映っていたのは、飼い主さんに叱られ、ケージでクールダウンしていたはずの柴犬が、そろ~っとケージから脱出…を試みるも、「あっ!」と冷静な声で注意をうながす飼い主さんに見つかり、後ろずさりでケージに戻り、スネた顔で反省の続きをする柴犬の姿。
飼い主さんにばっちり見られていた柴犬の可愛い脱出失敗の様子に、「かわいすぎる」と、悶絶のリプライが殺到しました。
「しまった!見られてた!反省した振りしとこう…」
「下がることを決めた彼におやつあげたい」
「そう!伸びをしてたんです。それでは座りますね!って声が聞こえた気がした」
「これはダメです。あーもー、こんなの見たら秒で許しちゃいます」
脱出が見つかり、後ろずさりでケージに戻っていったワンちゃんは、まめ助たまにコロ助さんの愛犬、まめ助くん。1歳になる柴犬の男の子です。
「叱られたのにケージから逃走することがたまにあるので、狙って撮りました」とツイートしていた飼い主さんに、今回のまめ助くんの「脱出失敗」についてお話を伺いました。
ーー絶妙なタイミングでの撮影でしたね。そもそもまめ助くんはなぜ叱られたのですか?
「パパとじゃれあっている時に、まめ助がパパを結構強めに噛んでしまい、興奮を抑えるためにケージに戻していたんです。ところが、まめ助はパパがトイレに行ったスキを狙ってケージを出ようとしていたため、動画を撮影しました」
ーー反省中に脱出するのは良くないですが、こんなに可愛いスネ顔を見せられたら叱れないですね(笑)。
「こういうシチュエーションは以前にも何度かありましたが、何度見ても可愛いですし、すぐ許しちゃいますね」
ーーやはり(笑)。
「もともとまめ助は小さい頃から暴れん坊で、ガチ噛みして流血騒ぎになったことも多々ありました。ドッグスクールのお泊まり合宿でしつけてもらうくらいひどく、今はだいぶ治ったのですが、やはりたまに噛むので、その時はしっかりと叱るようにしています」
ーーだから脱出を見つけたときも笑ったりせず、きちんと叱っていらしたのですね。まめ助ちゃんを叱る際、工夫されていることや気をつけていることは?
「叱るときに大切にしているのは、『(犬の)名前で叱らない』『悪いことをしたらすぐ、短く叱る』『叱って少し時間が経ったら大げさにほめる』ということを意識してます。トレーナーさんのおかげなのですが、叱り方や、叱った後のほめ方などをドッグスクールで教えてもらったことで、とてもお利口さんになりました」
ーー撮影後、まめ助ちゃんはパパさんに許してもらえたのでしょうか?
「撮影した動画をパパに見せたところ、パパはまめ助のところに行って『ごめん~』と謝っていました。お利口にケージに戻っていく反省度合いがパパにも響いたようで、パパの方が叱ったことに反省していたようでした。スネた表情が可愛かったらしいです」
◇ ◇
飼い主さんいわく、「本当に構ってちゃんで、特にパパが好き」というまめ助くん。「いつもおもちゃをパパのところに持って行き、遊んでもらえなかったらスネるということを繰り返しています。感情表現が上手なところが面白くて可愛いです」(まめ助たまにコロ助さん)
大好きなパパさんに叱られ、反省していたまめ助くん。脱出には失敗したけれど、スネるお顔の可愛らしさのおかげで、パパさんに許してもらえることには成功したようです。