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京都・知恩院お坊さんが動画配信に挑戦中、ときに失敗… 25日御身拭式配信へ

浅井 佳穂 浅井 佳穂

 浄土宗総本山の知恩院(京都市東山区)が毎月25日に念仏や法話の映像配信に取り組んでいる。僧侶自らが機材を操作し編集技術を学び、試行錯誤を重ねて続けてきた。今月25日には、宗祖法然の像を清める「御身拭式[おみぬぐいしき]」の配信に挑む。

 法然が1212年1月25日に亡くなったことから浄土宗は毎月25日を「世界平和念仏の日」と定めている。知恩院が1966年に開始した信仰運動が今年55年を迎えたことから「おてつぎ運動55周年記念事業」として、毎月25日に映像のライブ配信を開始した。動画を通じて各地域の寺や自宅で、法話や念仏の教えに触れてもらうのが狙いだ。

 6月25日の第1回の配信は大方丈(重要文化財)から行った。以降毎月、三門(国宝)、集会堂(同)、阿弥陀堂など境内にあるさまざまな建造物を紹介するとともに、僧侶が念仏する様子や法話を掲載してきた。

 一方、カメラの設置、配信まで全て僧侶が行うため、失敗もつきものだった。9月に三門楼上から配信した際にはカメラの操作がうまくいかず、映像が乱れた。11月には、境内北東部の濡髪(ぬれがみ)大明神から中継しようとしたが、機器の不具合が判明し断念した。

 今月25日は午後0時45分から、新年を前に法然像を清める「御身拭式」を御影堂(国宝)から中継する。知恩院の広報担当者は「新型コロナウイルスの感染が拡大する中、参拝できないという人も多いと思う。動画を通じて、知恩院のことや念仏の教えに触れてもらいたい」と語る。

 御身拭式の様子は知恩院ホームページと動画投稿サイト「ユーチューブ」の知恩院公式チャンネルでも見ることができる。

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