現在、ガンガンONLINEにて連載中の築さんによる新感覚モンスターバトルアクション『もいもん』。突如現れた謎の生き物たち「モイモン」と人類が共生する様子を描いた作品で、以前築さんのX(旧Twitter)に同作の第1話が投稿されると、2000以上の「いいね」が寄せられています。
突如現れた既存のどの生物にも属さない生命体の「モイモン」。彼らは愛嬌のある外見とは裏腹に野生に満ちており、あっけなく空と地上を支配されて人類の文明は滅びてしまいました。そんななか、人類は調教によってモイモンとの間に主従関係を築くことに成功します。
人々が徐々に人間らしい生活を取り戻したある日、モイモンを狩って暮らす戦闘民族の少年カケルは食料調達のために野生のモイモンを狩っていました。そして、人口40人程度の小さな村「カルラの里」に帰ると、村に住み着いた最弱のモンスター「マタニティキャット」が増えていることに気づきます。
そこにカルラの長でありカケルの祖父でもある「オウギ」が現われ、カケルに戦闘の手合わせをするように声をかけました。手合わせが終わったあと、オウギから相談のために客人がやってくることを伝えられます。
やってきたのはモイモン研究所の所長「エンドー」。彼いわく、“モイモン使い”を囲っていたにもかかわらず、研究していた施設は野生のモイモンに襲われて壊滅したそうです。凶暴化した野生モイモンの戦力が大幅強化されたことが大きな原因で、このままでは人類の存続が危ういと訴えます。
さらに凶暴化の調査には大量の細胞サンプルが必要不可欠と言い、エンドーはそのためにもカケルたちに“凶暴化モイモンの狩猟”を依頼するのでした。しかしオウギは「我々には我々の生き方がある」「それを覆してまで生き延びようとは思うとらんのじゃよ」とエンドーの依頼を断ります。
すると、エンドーの娘であるモイモン使いの少女「シミズ」が「私に調査を任せてほしいっていつも言ってるのに」と話に加わるも、エンドーは彼女では実力不足であると判断し「ダメだ」と一蹴。しかし、その様子を見ていたオウギは“シミズとカケルを調査に行かせること”を提案し、娘の安全が確保できると考えたエンドーはそれを了承するのでした。
そんななか、突如「キエエエエ!!!」という叫び声が村中に響き渡ります。カケルたちが外に出ると、そこには凶暴化モイモンがやってきて1体のマタニティキャットに襲い掛かっていました。すぐにシミズはパートナーモイモン「タンクトップ・ウマヲ」を戦いに向かわせますが、あっという間にやられてしまいます。そこでカケルは嫌々ながらも凶暴化モイモンと対峙し、たった一撃で絶命させるのでした。
その後、カケルは改めてオウギから「頼む」「ワシらのために調査とやらに行ってくれ」と言われます。これを断り切れないカケルは、仕方なく「わかったよ」と応え、シミズとともに凶暴化を止める手がかりを探る調査へ乗り出すのでした。
読者からは「バトルが迫力満点」「なぜか奇妙なモイモンに惹かれる」などの声があがっています。そこで作者の築さんに、同作について話を聞きました。
モイモンたちは落書きから誕生?
―『もいもん』を描くことになった経緯を教えてください。
他の雑誌での連載企画が上手くいってなくて半年くらいペン入れの作業もしていなかったので、リハビリがてら商業化とかは全く考えずに描き始めたのがきっかけです。
―第1話の中で、特にお気に入りの場面があれば、理由と一緒にぜひお聞かせください。
ウマヲが死ぬシーンです。明らかな欠陥生物が特攻していくフリに対してのオチが分かりやすくて良いと思います。
―作中に登場する数々の“モイモン”のビジュアルはどのような流れで誕生したのでしょうか?
勉強や仕事が嫌いで、ノートやメモ帳の端に息抜きで描いた落書きがモイモン化します。
<築さん関連情報>
▽X(旧Twitter)
https://x.com/keeeezk
▽『もいもん』をガンガンONLINEで読む
https://www.ganganonline.com/title/2061
▽『もいもん』第1巻(Amazon)
https://amzn.asia/d/094e1hha