課長は1032万円、部長は1362万円…日系企業302社の年収調査 データアナリティクス職種に大きな伸び

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世の中の課長さん、部長さんは、いくらくらいお給料をもらっているものなのか気になりませんか? 日系企業302社を対象に賞与込みの年収を調べたところ、課長1032万円、部長は1362万円という結果になりました。

人事・組織コンサルティング会社マーサーの日本法人であるマーサージャパンによる「日本における報酬に関する市場調査(Total Remuneration Survey)」の2021年版レポートで発表されました。調査には外資系を含む863社が参加しているそうです。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けて大幅な給与減が報じられる中、調査対象企業の課長・部長の報酬は昨年並みの水準にとどまっているそう。昇給を凍結した企業の割合も2020年が22%、2021年が9%と減少していることから、同社は「本サーベイ参加企業における報酬水準の落ち込みは限定的」としています。

職種別に日系企業・外資系企業の年収(手当・賞与込み)を比較すると、「営業/マーケティング」「データアナリティクス」「法務」の報酬は、全職種中央値を上回っているといいます。特に、日系企業でも獲得競争が激しいデータアナリティクス職種では、年収を2020年水準と比較すると、市場昇給予算平均(1.8%)を超えて5〜8%上昇していました。入社1―5年目の報酬をみても、全職種と7%程度の報酬差が生じていたといいます。

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