髪型が崩れにくい「高校生がかぶりたくなる」ヘルメット 着用率低い10代ターゲットに開発

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全国の自治体で自転車用ヘルメット着用の条例改正が増えている。愛知県では10月1日施行の条例改正により、大人も子供もヘルメット着用が努力義務化される。

ヘルメットメーカーのクミカ工業(愛知県一宮市)は、特にヘルメット着用率が低い10代に向けて「高校生がかぶりたくなる」をコンセプトに新ブランド『dolphin(ドルフィン)』ヘルメット開発に着手し、この春販売を開始した。条例改正を受けて、現在、名鉄一宮百貨店で期間限定ポップアップショップを開催中。

■特徴① 休日のシーンにも似合うシンプルでベーシックなデザイン

10代がかぶりたくなるヘルメットとは? そんな問いから生まれたドルフィンのヘルメットは、通学にも休日のお出かけにも使えるようシンプルでベーシックなデザインとカラーリングが特徴だ。

■特徴② スクールヘルメットのイメージを変えるカラー展開

これまで白やブラックが主流だったスクールヘルメットに、ブラウンとネイビーもラインナップ。マットな質感がブレザーやジャケットにもなじむスタイリング。

■特徴③ 「髪型がくずれる」「面倒くさい」「暑い」を解消する工夫がいっぱい

機能面での最大の特徴は、後頭部にある「ヘアポケット」。結んだ髪やセットした髪がくずれることを防ぐ(意匠登録出願中)。ワンタッチアジャスターは、頭のフィット感をワンタッチでかんたん調整。エアベンチレータを前後に設けることにより、走行中に風が抜ける構造になっている。

■特徴④ 毎日の通学に耐える頑丈なつくり。安全規格とメイドインジャパン

ドルフィンは硬いAES樹脂のハードシェルと内側の発泡体ライナーの二重構造。毎日の通学にも耐える頑丈なつくり。安全規格はSGマークを取得。国内自社工場で一貫生産している。

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【クミカ工業株式会社(niccoヘルメット)】

1967年プラスチック製品メーカーとして創業。2010年より子供用ヘルメットの自社ブランドniccoの開発、販売を開始。シンプルで可愛いフォルムが評判を呼び、1歳からかぶれるメイドインジャパンのヘルメットとして、今年発売11周年を迎える。

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