「袋のうどんを温める手間を省こうと、レンジでやったらとんでもないものが発生したんですけど!」というツイートが話題になっています。
へたれポテトさん(@Feiglingskatze)は、うどんを食べようと袋のままレンジに入れてチン。そして、レンジの扉を開けると、中に思わぬ物体が入っていました。
袋が膨張して、見事な球形に変貌しています。驚きのツイートに、たくさんの反響が寄せられましたが、
「和紙でできた球体の電気」
「ウィキペディアの球体(ロゴマーク)」
など、その中には別のものに見立てるコメントも多くありました。
「『スター・ウォーズ』のデス・スター」、「『新世紀エヴァンゲリオン』の使徒」、「ターミネーター」など、映画やアニメ作品に登場するものを挙げる人も。
ツイ主であるへたれポテトさんも、「物事をいろいろな角度で見ることができてよかったです」と、このようにリプ欄が盛り上がったことを面白く感じています。
ただし、今回は「面白い」だけで済んだものの、電子レンジは使い方を一歩間違うと危険な道具。今回のような場合、袋の中の内圧が上がりすぎて爆発に至る可能性も十分にありますし、袋の素材によっては成分が熱で溶けだし、食品と一緒に摂取してしまうおそれもあります。
最近では、容器や袋に細工がしてあり「そのまま電子レンジで加熱すればOK」というようなインスタント食品も増えており、どんどん便利に。そのため、そのままレンジ加熱できないパッケージでも、つい考えなしに同じやり方をしてしまうことも。
今回のツイートのリプ欄にも、「温める前に袋に穴を開けておきましょう」といった指摘がありました。へたれポテトさんも、そのことを受け「今後はレンジで茹でる際は、(袋に)穴を開けるか容器に移して茹でて、美味しく頂こうと思います」とコメントしています。
へたれポテトさんに聞きました。
――袋がパンパンに膨れ上がってしまいましたが、その後はどうなりましたか?
へたれポテトさん:「こんなの初めて見た」「こんなまん丸になる?」など膨らんだことにびっくりしながら妻と話していたら、1分ほどで萎んでしまいました。その後、うどんは私の夕飯として中華風スープに投入、美味しく頂きました。
――リプ欄ではいろいろな形に見えると話題になりました。なるほどと思ったものはズバリ?
へたれポテトさん:パッケージの文字も膨張していたことから、ウィキペディアのロゴというものがしっくりきました。
――ここで改めて振り返って、ご自身では何の形に見えますか?
へたれポテトさん:月です。初見でも月っぽいと思ったのですが、その日は偶然にも満月だったので。あとは、リプ欄にもありましたが、『ターミネーター』も面白いと思いました。中にターミネーターならぬうどんが居ますし。
――電子レンジ使用時の注意についても考えさせられる投稿でした。レンジでやらかした失敗は、ほかにもありますか?
へたれポテトさん:失敗とは違うかもしれませんが、作り置きしていたカレーを温めるとき、よく爆発させてしまっていました。今では1分おきに混ぜて温度ならしをするようになったので爆発はありませんが、温めすぎてしまうことがあります。
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日常のちょっとした失敗が、思わぬ面白い発見につながることもありますね。ただし、危険はないよう十分に注意したいものです。
へたれポテトさんのTwitterはこちら→https://twitter.com/Feiglingskatze