ローランドさん「歯は意識の象徴」 歯科医との対談で、歯に対するこだわり語る

ドクター備忘録

木村 正信 木村 正信

 歯科医としてわたしが注目してきたタレントにROLAND(ローランド)さんがいます。歯並びも美しく、普段から歯に対する思い入れは人一倍。そこにはプロ意識も感じます。そんなROLANDさんに直接お会いし「歯に対する思い」などをズバリお聞きしました。

きれいな歯に関心をもつきっかけはテレビ出演

 ROLANDさんといえば「現代ホスト界の帝王」と称され、今や実業家、タレントとしても大活躍中です。そんなROLANDさんは「歯こそ自分自身の生き方」と言い切るほど、歯への思い入れが人一番ある人です。そこで、お願いして、歯に関する対談をさせていただきました。

 お会いした瞬間、歯科医として目がいったのがROLANDさんの口元。白い歯が魅力的で、笑顔も素敵でした。早速、「歯に対する思い」をお聞きしました。

 「人前に出る仕事なので、虫歯がないというのも大事だと思うんですが、それ以上に歯の白さだったり、歯並びだったり、見られるという仕事の中で歯というのは目がいくところ。歯の健康や歯並びには大いに気をつけています」とROLANDさん。

 きれいな歯に関心をもつきっかけとなったのがテレビ番組の出演だったそうです。「初めてテレビに出演させていただいた時に、自分の顔がアップで映し出されるわけです。その時、歯の色や形を他の芸能人の方と比べてしまいました。以降、テレビに出る時は、歯がきれいなのもマナーだと思いました。その出演を機に、これまで以上に口元や歯にこだわりをもつようになりました。そして、最初に人の顔を見る時、『歯は意識の象徴』だと思い、口元にはついつい注目してしまいますね」

「歯の手入れ」=「清潔感」に結びつく!

 風呂に入ったら体はどこから洗う?という話題をすることがありますが、歯ならどこから磨くという質問をぶつけてみました。

 「右下の奥歯ですかね。幼少期からずっと、磨き続けているので、なぜ、ここからという理由はありません。歯磨きだけでなく、フロスというのはすごく大事かなって思って積極的にやっていますね」

 さすがというか、細いナイロン繊維からできているデンタルフロスを使うことで、ハブラシでは届きにくい歯と歯の間や歯と歯茎の間のなどの歯垢や汚れを効率的に除去することができるので、歯科医としてもおすすめです。

 歯に対する意識が高いROLANDさんですが、歯の手入れをして良かったことを聞いてみました。

 「歯はきれいにするだけで、相手に清潔感が伝わります。女性にもてることが目的ではないんですが、例としてあげるとしたら、女性が理想の男性に掲げる一番の大前提は『清潔感』という声が上位にきます。実は、清潔感というのは歯をきれいにするだけでめちゃめちゃ、上がるんです。自分自身も実感してきたので、清潔感がわかりやすく伝わるのは、歯をきれいにすることって思います」

 確かに、歯がきれいなのは生命力が強いとか、アグレッシブであるとかにつながり、女性のみならず、男性にも好感をもってもらえると私も思います。

美を追求する上で、美しい歯であることも重要

 ROLANDさんといえば、美に対する積極的なイメージがあります。「女性が大好きなので、女の子にもてたいと思っているのも大きな要因のひとつです」と笑顔で答えてくれました。

 そして「生きていく中で、いまが一番カッコいいなって思って常に生きていたい。28歳なのですが、30歳になっても40歳になっても、いまが一番と思える人生を送りたいので、過去を振り返って、あの時、オレ、カッコ良かったなと言う、カッコ悪い一言を言わないような男でいたい」とも話してくれました。

 その上で「昔、虫歯になったことがあるんです。歯が痛いだけで、こんなに1日が長く感じるのかと思いました。付随して、食事も楽しくなくなってくるし、その食事の時間が楽しくなかったら、人生何が楽しくて生きているんだという感覚になってしまうじゃないですか。だから、まず歯の健康をみんなには意識してほしい」と言います。

 最後に「美しい歯というのは、欧米だと常識的なマナーの位置づけまで昇華されています。日本の審美(歯科)もマナーとして昇華され、カッコいい男たちのいる国といわれる日も近い将来、来るんじゃないかなと思っています」と、ROLANDさん。

 このような歯を大切にしてくれる若者が増えることを期待して、歯の対談は締めくくりたいと思います。美しい歯の伝道師と呼びたいROLANDさんの今後の活躍も楽しみです。お話を聞かせていただき、ありがとうございました。

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