若い女性を中心に人気の「ホワイトニング」ですが、最近は白い歯で好感度をアップしたいという営業マンや接客業の男性たちにも注目されています。コロナ禍の今、マスクをする機会が多くなり、ホワイトニングをする人が減るかと思えば、むしろ、その逆。おうち時間を有効活用して、自宅でできる「ホームホワイトニング」派も急増中です。
加齢や虫歯、コーヒーなどでも歯の色は変化する?
「歯は白い方がいい」という人は多いと思います。しかし、ずっと歯を白いままの状態で保つのは意外に難しいのです。がんばって歯磨きをしても、汚れや黄ばみが気になる人は少なくありません。
原因で多いのは、コーヒーや紅茶、赤ワイン、葡萄、チョコレートなど飲食物による色素沈着です。また、加齢によって歯の表面のエナメル質が摩耗し、下にある象牙質の色が透け、黄色く見えてしまいます。歯垢が歯に付着することでも変色を引き起こします。
医院での「オフィスホワイトニング」、自宅で気軽に「ホームホワイトニング」
黄ばみが気になるという人におすすめなのが、歯を薬剤で白くする「ホワイトニング」です。タイプは3種類あり、クリニックで施術を行う「オフィスホワイトニング」、自宅で行う「ホームホワイトニング」。そして、両方を併用する「デュアルホワイトニング」です。
オフィスホワイトニングは専用の薬剤を歯の表面に塗布し、ライトを当てて歯を白くしていきます。なお、ホワイトニングの効果を高めるために、歯表面の汚れ(歯石)を除去してから施術を行います。1度の施術で十分に実感できる効果を得られます。比較的短期間で白くなりやすいので、予定があってホワイトニングの効果を早く実感したいという方や、お手軽にホワイトニングをしてみたいという方にもおすすめです。
ホームホワイトニングはホワイトニング用の薬剤(ジェル)を流し込んだマウスピース(オーダーメイド)を装着し、歯を白くしていきます。初回は1日2時間~8時間、2週間程装着します。
実際に患者さんの声を聞くと、コロナ禍でマスクを着用しているために「会社やショッピングなどにもマウスピースを装着したまま出かけることができます」と話していました。
また別の方からは「自分で薬剤を流し込んだり、毎回マウスピースを清掃したりするのが手間でしたが、慣れれば大丈夫でした。自分のペースで進めることができるのは魅力ですし、片側(片顎)だけでもOK。価格もクリニックで行なうよりリーズナブルでした」という意見も聞かれました。
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用。使用する薬剤(ジェル)の濃度がそれぞれ異なっており、薬剤の浸透範囲や漂白作用に違いがあります。その両方を併用することでより広範囲に薬剤が浸透され、どちらか一方の時よりも透明感のある白さになり、白さをより持続させられる効果を得ることができるといえます。
白い歯は清潔感を感じさせるだけでなく、笑顔をより素敵にみせてくれます。白い歯で自信がつけば、笑顔の回数も増え、好感度や印象度もアップしそうです。芸能人だけでなく、営業マンも歯が命?ですよね。