まさか、ここまで変わるとは。ドラマやバラエティーに出演し、Ｒ―１ぐらんぷりでも準決勝に進んだことのある個性派お笑い芸人が魔法のメイクで”美女”に変身しました。美パワーを注入したのは現在、大阪でトータルビューティープロデューサーとして活躍しているアケミS.ミラーさん。メイクの模様が動画サイトYouTubeにアップされ、話題になっています。モデルとなったのは誰でしょう。
きっかけはアケミさんのテレビ出演
ニューヨークコレクションのファッションデザイナーとして知られるアケミS.ミラーさん。2014年から仕事のベースを日本に移し、トータルビューティークリエーターとして多方面に渡り、活動中です。
デザイナーとして活躍するかたわら、洋服をデザインするように顔を作り上げる「ASMフェイスデザインメイクアップ」を確立。これまで約２万人にメイクをしてきたといいます。
「世界でひとつしかないあなたの顔の最高の美を、これ以上はないというメイクで表現します。私は瞬時に、その人の良さを見抜きます！」
そんなアケミさんが、今回のメイクで変身を遂げ、話題になっている芸人さんと出会うきっかけとなったのは、テレビ番組の出演です。2019年10月26日放送のテレビ朝日「激レアさんを連れてきた」にゲストとして登場。その際、ニューヨークコレクションの舞台裏や以前住んでいたトランプタワーで出会った大物ミュージシャンとのエピソードを明かしました。
「それを観てくださって、海外で活躍してきた私に興味を持っていただき、ご連絡いただいたのが始まりです」と、アケミさん。その後、２人はSNSを通じて友達になり、2021年春に東京で会うと意気投合。そして「フェイスデザイン」にも興味を持ってもらい「ASMフェイスデザインメイクアップを体験してみたい」という希望から今回のメイクでの変身につながっていきました。
まさか男性だったとは…それも有名人だった！
それでは、今回アケミさんのフェイスデザインでチャーミングな女性に変身したのは誰なのでしょうか。写真や映像を見た人の多くは「まさか男性とは思わなかった」といいます。ヒントは2011年12月に発表された「ユーキャン新語・流行語大賞」で自身のギャグ「ラブ注入♡」がトップテン入りを果たした芸人です。
もうお分かりですね、楽しんごさんです。楽しんごさんといえば、R-1ぐらんぷり2011で準決勝進出を果たしたり、テレビやドラマで活躍。2010年代に大活躍したお笑い芸人であり、タレントであり、俳優です。２０１９年に芸能事務所「吉本興業」を退社。現在は整体師、エステサロンを開業するなど実業家としても活躍中です。
昨年、３月に自身のインスタで「５０歳になった」ことを報告すると、これまで定説では「１９７９年３月１５日生まれ」となっていただけに驚きの声も上がりました。「信じられません！」「若すぎる！ウソですよね」「お肌ツルツル」と言ったコメントが寄せられたそうです。実際に見ると、想像していた以上に大柄（身長１８６センチ）ですが、４０代前半と言っていい若さをキープしていました。
そんな中、アケミさんと出会い、今回のメイクオーバーに挑戦したわけですが、楽しんごさんと聞かなければ分からないほど素敵な女性になりました。アケミ流のスキンケアから始まり、真骨頂の水肌パッティングで肌を引き締めた後、フェイスデザインメイクアップに沿ってどんどん変身していき、しんごさんの表情もうっとり、艶っぽくなりました。
どうでしょう。ビフォー・アフターの写真を見れば、その変身ぶりに驚かされます。楽しんごさんは「アケミさんに出会うことができ、今回メイクを通して楽しい時間も持てました。自分でも可愛いと思いました」と満足のご様子でした。
メイクとは「人の顔を変える魔法」であると同時に心も晴れやかにする、そう思えた取材でもありました。
◇AKEMI S. MILLER BEAUTY STUDIO
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