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柴犬「なぜ、お前だけ帰ってきた?」飼い主に詰めより、文句タラタラの姿に「ずっと聞いていられる」

行橋 友 行橋 友

「いぬには申し訳ないけど、文句を言う犬ってかわいいですよね
(これは母と出かけた私が、1人で帰ってきたため、なぜよりによってお前だけなんだ、もう1人はどこだと詰め寄られているところ)」

動画に映るのは黒柴の「いぬ」が正面からこちらを見据え、訴えるように口を動かす姿です。撮影しているのはお母様と出かけたのに1人で帰宅した投稿者さん。待っていた顔が見当たらない帰宅にいぬからの追及は止まりません。その様子に多くのコメントが寄せられました。 

「10才超えてる犬って明らかに会話理解してる気がする」
「こんな可愛い文句ならずっと聞いていられる!」
「犬がワガママ言うの厄介だけど好き のびのびしてるなって感じる」
「そーだね💕うんうん💕と おしゃべりしたいです🤭」

動画の終盤では正面を向いていた柴犬がふいと横顔を見せる場面もあります。抗議の合間にひと呼吸置くようなその仕草には表情豊かな愛犬の感情がぎゅっと詰まっており、20秒あまりの映像でも見どころは尽きません。

愛犬がここまで訴えかけた背景には、どんな事情があったのでしょうか。動画を撮影した日の状況や、普段の姿について、「mmt」(@mmt122164018502)さんにお話を伺いました。

ーー投稿では「いぬ」と呼ばれる柴犬さん、お名前はありますか?

「あります!豆太です。テレビ番組の『和風総本家』に出てくる豆助が大好きすぎて、そこから豆の字をいただきました。Xで『いぬ』呼びなのは、inubot回覧板で有名な北田瑞絵さんの影響です。北田さんはコラム内で愛犬さんを『犬』と読んでいらっしゃいます。その理由が
➀犬の個人情報保護
②あえて固有の名前を出さないことで見た人それぞれが自分の思い出の犬と重ね合わせられるように
というものでした。それに感銘を受けたので、勝手に真似しています」

ーーお母様との外出で、 mmtさんがおひとりで帰宅されたのは?

「母が5日ほど短期入院することになったので、その送りで家を出ました。なので2人で出かけたのに1人だけ帰宅したという状況になりました。当然ですが何時間待っても母が帰ってこないので、最初は私の帰宅で留守番終了して喜んでいたいぬも『おや?』と思ったのだと思います」

ーー帰宅してからすぐに文句が始まったのでしょうか?

「いえ、数時間経って夕方ごろです。母がいつも夕ごはんの支度を始める時間帯ですね。これまでお留守番はあっても、この時間に母がいないのはかなりレアだったので、なんだなんだとなったのかもしれません。あと、私が母と違いその時間に全然台所に行かないのも不満だったみたいです(いつもと違うやんけ!みたいな)笑」

ーー豆太くんは、mmtさんよりもお母様に懐いているのでしょうか?

「自分で言うのもなんですが、懐かれてはいます!笑。ただ、いぬから見たら私は『遊び相手兼好きなところへお散歩連れていってくれるやつ(兄弟的な存在)』、母は『ごはんもおやつもくれていつも一緒にいてくれる(親的な存在)』という違いはあります」

ーーこの後も2~3分ほど文句を言われ続けたそうですが、よくあることでしょうか?

「珍しいです。頻度はちょっとわかりませんが『ごくたま〜に』くらいです。普段何か不満があるときは1、2回吠えます。それか、ひたすら遠くからじっと見つめてくるので『家政婦は見た!』のようです。

この動画のときは、初めてのいぬと私の2人暮らしでした。度々吠えられたり文句を言われたりしたのですが、母と同じ生活リズムじゃないのが嫌だったみたいで。『この時間なのになぜお前は台所に行かないんだ!』みたいな感じでした。母の生活リズムに合わせたら満足げにしていました。不思議ですよね。おかげでその期間は早寝早起きで規則正しく暮らせました。笑」

ーー豆太くんの性格は?

「人見知り犬見知りの内弁慶です。家だとすごく偉そうに振る舞っていますが、散歩中に自分の1/3サイズの小型犬ちゃんでも、吠えられると文字通り尻尾巻いて走って逃げるのが日常茶飯事です。大きなわんちゃんの姿が見えたら、『別に?今日はこっちの気分なだけですけど?』と装って自ら散歩ルートを変えています。

自分から他のわんちゃんのお尻を嗅ぐこともほぼしないです。また、人には構われたい(カワイイ~❤と言われて注目されたい)けど触られたくはないというめんどくささもあります。なので本当に内弁慶です」

ーー豆太くんは現在13歳、出会いのきっかけは?

「大型ショッピングモールでの催し物で出会いました。絶対黒柴をお迎えすると意気込んで向かいました。そこで、仔犬たちのワンキャンの大合唱をBGMにぐっすり寝ていたのが豆太でした。『肝が据わってるな…』とずっと気になっていましたが、全然起きないんです。もう1匹見せていただいた黒柴はとっても元気な女の子で、あまりにも豆太が起きないので『こっちの女の子にしようか』と思った矢先、目を覚ましてくれました。抱っこしても一吠えもせずじーっとしてリラックスしてくれていたので、『やはりこの子にしよう』とお迎えが決まりました」

お母様が不在という、いつもと違う状況で始まったmmtさんと豆太くんの2人暮らし。その生活リズムに合わせて動くと満足そうな様子を見せる豆太くんと、それに付き合って早寝早起きの規則正しい毎日を送ったmmtさん。

ちょっぴり不思議で微笑ましい時間はお互いにとって心地よいものになったのではないでしょうか。内弁慶な一面をもつ豆太くんがこれからもmmtさんのそばで穏やかに過ごしていく様子を、投稿で楽しみにしたいところです。 

最後に、飼い主さんからはこんな一言をいただきました。
「いぬも含め家族全員人見知りなので、いぬを知っている人は限られています。なので、たまに我が家のいぬを思い出してくれるとうれしいです」

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