日本人男性と結婚し日本在住8年のメキシコ人の同僚とランチ中、毎晩献立を考えるのが面倒だと愚痴ると
「コンダテ!?メキシコのオンナ、コンダテナンカ悩ンダ事ナイヨ!?
ホンマニアンタラナ!?テレビモ食ウ番組バッカリヤシ、ニホンジン、食ウコトシカ 考エテナイネ!?」
とキレられた…。
お国による食への執着度合の違いを物語るエピソードがSNS上で大きな注目を集めている。このエピソードを紹介したのはアコたんさん(@akotanbabytan)。
たしかにアコたんさんのみならず、日々の献立に悩む人が多いという現代日本。しかし、その感覚は世界を見渡すといささか異常な部類に入るようだ。アコたんさんの投稿に対しSNSユーザー達からは
「メキシコ人のダンナがいます
毎日トルティージャとフリホーレスとチキン
野菜はトマト・アボカド・玉ねぎ・パクチーがあれば基本オッケーかと嬉し泣き
日本の定食みたいな日替わりオカズ的感覚、忘れました…」
「うちの旦那(中東出身)も私がテレビ見てると"日本のテレビってアレオイシ-コレオイシ-って食べることばかりだよね...なんでそんなに食べることばかりなの...?他に話すことないの...?"と言ってます」
「プエルトリコ出身の友人宅では、毎日チキンとビーンズだって言ってました。私は2日と同じもの食べたくない。夫にはピザ食べさせて、私は好きなもん作ってます。」
「領海侵犯されても、名誉毀損としか思われないことをされても怒らない日本人が、輸入した食べ物に異物混入してた時にはブチ切れたという過去の事例が……」
「世界のジョークで、日本人を怒らせるにはまず、米を炊き、日本人を呼び、目の前で米を床にぶちまけ、踏みつけるとブチギレるってあるぐらいですしね」
など数々のコメントが寄せられている。アコたんさんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):同僚の方の反応を受けたご感想をお聞かせください。
アコたん:まぁそうだろうな、と素直に感じ、同意しました。アジア人の食への執着心は、欧米諸国に比べ圧倒的に強いと、かねてから思っていたので。
中将:その後、アコたんさんの献立についてのお考えに変化はありましたか?
アコたん:変わらずです。毎晩違うものを食べることを一番楽しみにしているのは自分なので。
中将:ご投稿に対しさまざまなコメントが寄せられました。SNSの反響へのご感想をお聞かせください。
アコたん:「毎晩悩んでたのがバカらしくなった」「気楽に考えてもいいんだ」という意見もあり、一部の方の固定観念を崩せたなら、良かったかなと思います。
アコたんさん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/akotanbabytan
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日々、アイデアをこらして美味しい料理を作るのは素晴らしいこと。しかし、もしそれが負担になっているという方は、少々サボってしまっても全くバチはあたらないでしょう。