「おぼろげながら有罪という文字が浮かんできた」迷言効果?で英語学習アカウントの例文が大反響

中将 タカノリ 中将 タカノリ

「おぼろげながら有罪という文字が浮かんできたので、被告人を有罪とする」
"The characters "guilt" vaguely came to mind. I find the defendant guilty."

英語学習Twitterアカウント「出ない順 試験に出ない英単語」(@NISE_TOEIC)の投稿がSNS上で大きな注目を集めている。

「おぼろげ」と言えば小泉進次郎環境相。4月23日に『NEWS23』(TBS)に出演した際、「日本が2030年度において温室効果ガス削減量の目標値を2013年に比べて46%削減と設定した理由」というアナウンサーの質問に対して答えた「おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が」というセリフは国民を爆笑と不安の渦に陥れた。

この「おぼろげ」をタイムリーに英語の例文として紹介した「出ない順 試験に出ない英単語」の投稿に対し、SNSユーザー達からは

「更に懲役は46年にしよう。」

「怖い怖い!(笑) ちゃんと根拠を示してくださいね。(笑)」

「流石に独裁政治でも有罪にするなら、それなりの理由づけするだろう?根拠無く数字を言う、Kは独裁者よりも酷い!」

「法治国家の終焉www」

など数々の絶賛のコメントが寄せられている。

「出ない順 試験に出ない英単語」の運営者で執筆業、映像制作業を営む中山さんにお話をうかがってみた。

中将タカノリ(以下「中将」):今回の小泉進次郎のおぼろげ発言を知った際のご感想をお聞かせください。

中山:シュールな発言だなぁと思いました。小泉さんは独特なワードセンスをお持ちな方ですよね。

中将:「おぼろげに浮かんだ」を「vaguely came to mind」と訳しておられますが、英語圏の方が実際にこのような用法をされることはあるのでしょうか?

中山:はい、あります。

中将:今回の反響へのご感想をお聞かせください

中山:ご本人としては不本意かもしれませんが、知名度と影響力のある小泉さんのご発言のおかげだと思います。


「中山」さん関連情報
出ない順 TOEIC英単語&試験に出ない英単語:http://nise-toeic.com/
Twitterアカウント「出ない順 試験に出ない英単語」:https://twitter.com/NISE_TOEIC
著作「試験に出ない英単語」(飛鳥新社):https://www.amazon.co.jp/gp/product/4864102007?ie=UTF8&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=4864102007&linkCode=shr&tag=zvk0301707-22

◇ ◇

その後、小泉環境相は自身の「おぼろげ」発言について番組に「切り取られている部分がある」と釈明しているがなんとも苦しい。今後、彼が政治家として"有罪"の判決を受けることがないよう願いたいものだ。

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