“Apple”の認証画面が難しすぎる!…ログインできない人続出中「まさか、青森の人は分かるの?」

竹内 章 竹内 章

リンゴの画像が9枚並び、「ふじの画像をすべて選択してください」のメッセージ。青森版「私はロボットではありません」の認証画面に、ツイッターユーザーが苦悩を深めています。「もう青森人やめます!わかんないw」「ワタシハbotデスネ」などとコメント欄はお手上げ状態。ぐぬぬ、これが“Apple”の最新テクノロジーか。ついていけない兵庫県民の記者は永遠にログインできない…。 

ツイッターアカウント「まるごと青森」(@marugotoaomori)が2月25日、架空の認証画面を投稿。9つの赤いリンゴを並べ、品種名である「ふじ」の画像を選ぶよう求める“挑戦的”なお題は反響を呼び、3万以上のリツイート、10万以上のいいねが寄せられています。「実物見ないとわかりません。生産者より」「青森なのにわからん……」とコメントから相当な難問とうかがえ、その後「正解は3つあります」のヒントも出されました。 

アカウントを運営するのは、青森県観光企画課のまるごと青森情報発信グループ。観光情報や特選素材、おいしいもの、お店、メディア露出情報など、メジャーからディープまで青森を「まるごと」紹介しています。「投稿後に出席した会議から戻ってくるとすでに拡散されていたことに驚きました」と話す担当者に聞きました。 

―リンゴであること以外、認識できません。

「青森であればリンゴだろうと考えて作成しました。青森県民はリンゴの食べ比べや目利きができるという話題もありますし、正解が分かるはずと思います。私の同僚に見せたところ、少し考えて一発で正解しました」

―もう少しヒントを…

「使っているリンゴは全部で7種類。ふじ以外では、おいらせ、彩香(さいか)、北斗(ほくと)、ジョナゴールド、紅玉(こうぎょく)、千雪(ちゆき)です。市場に流通しているリンゴの種類は50近くあります」

―…もう答えを教えてください

「近いうちに正解を発表します。リンゴにはたくさんの品種があり、それぞれに味や見た目に特長があります。ツイートをきっかけにリンゴだけでなく、他の生産物など青森に興味関心を持っていただけたら」

同アカウントは26日正午、正解を発表しました。「北斗はふじの子なので、見間違える人も多いかと思います」の解説に、コメント欄では勝者がドヤ顔状態です。 

   ◇   ◇

担当者によると、小学校でリンゴの下敷きが配布される▽ガードレール、電車の吊り手などリンゴモチーフのものが身近にあふれている▽リンゴ作業用のスピードスプレーヤー(薬剤散布機)のショールームがある▽リンゴは買うことはなく、知り合いの農家からもらうことがほとんど▽青森県で生産される主要品種(ふじ、つがる、王林、ジョナゴールド)は見分けられる人が多い―といったリンゴにまつわる県民あるあるは数知れず。 さすが生産量ナンバー1の県です。

■「まるごと青森」は以下のSNS・ブログでも情報を発信しています。

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■腹ぺこあおもり
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