タコの人形とたわむれる猫ちゃんをおさめた画像がSNS上で大きな注目を集めている。
件の猫ちゃん画像を紹介したのは「猫に会えるかもしれないバー」として猫好きに知られている静岡県熱海市の「Muddy Cat」の公式Twitterアカウント。
猫ちゃんの表情、ポージングと言い、畳にタコというセットと言い、なんとも和風なアート感を感じるこの画像たち…!Muddy Catの投稿を見たSNSユーザー達からは「浮世絵みたいで大好きです」「国芳の世界だ。」「古典なのか前衛なのか」などと驚嘆と絶賛のコメントが多数寄せられている。この写真ははたしてどのようなシチュエーションで撮影されたのだろうか?Muddy Catの山村さんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):お顔の模様がとっても独特で可愛らしい猫ちゃんですが、タコの人形と一緒になるとなおさら独特の雰囲気が出て面白いですね。この猫ちゃんのお名前とプロフィールを教えてください。
山村:名前はミチル。2歳のメスです。
中将:このタコの人形も珍しい気がしますが、どんなきっかけで手に入れられたのでしょうか?
山村:そもそもはサメの形の猫ベッドが欲しくてネットを見ていたのですが、関連商品にこのタコの人形が出てきて、気になって買ってしまいました。
中将:欲しくなる気持ち、なんだかわかる気がします(笑)。
でも急におうちにこんなに存在感のあるタコが来て猫ちゃんミチルちゃんびっくりしませんでしたか?
山村:ミチルや他の猫たちも、届いて数日はタコの足をつついたり猫キックをしたりして遊んでいましたが、最近は置いておいても無視しています。タコの足の間から猫じゃらしを出したり引っ込めたりすると喜ぶのでそうやって遊んでいます。
中将:この画像はそういった光景をおさめたものなんですね。
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▽Muddy Cat(マディー キャット)
所在地:静岡県熱海市和田町13-8
営業時間:19:00〜26:00
定休日:日曜
ネットショップ:https://muddycat.thebase.in
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山村さんのお話を聞く限り、このタコ人形は特に狙って購入したものではないようだが、結果的に猫ちゃんの個性や部屋の内装とマッチしてこのような浮世絵風の光景を生み出したというわけだ。時として芸術はこんな形で偶然に生み出されるということの好例だと感じる。
なおMuddy Catにはミチルちゃん以外にもてんてん君(オス 黒白)、タビ子ちゃん(メス 黒)という個性的な猫ちゃんたちがおり、時おりお客の前に姿をあらわしその心を癒しているそうだ。
ご興味のある方はぜひ訪れていただきたい。