眞子さまチェキ撮影姿にネットざわめき話題ワードに 実はチェキは愛称、正式名があった!

金井 かおる 金井 かおる

 秋篠宮家の長女眞子さまのお誕生日だった10月23日。宮内庁から公開された近況映像を見たネットユーザーたちは色めき立ちました。お住まいのある赤坂御用地を散策される眞子さまの手には「チェキ」が握られていたのです。そう、あのインスタントカメラのチェキです。

富士フイルム「報道で知りました」

 眞子さまは妹の佳子さまとチェキで自撮りをされたり、その場でプリントした写真を眺めたり。さらに室内のテーブルに写真を15枚以上並べ、談笑されるシーンもありました。

 ツイッター上では「眞子さまがチェキ?」「チェキをたしなまれるのか」「眞子さまがチェキを…親近感」「眞子さまのチェキ尊い」とざわめき、「眞子さま チェキ」が話題のワードになりました。

 チェキのメーカー、富士フイルム(東京都港区)は眞子さまのご愛用を以前から知っていたのでしょうか。担当者に尋ねてみると「報道で知りました」。

眞子さま愛用の機種は…

 同社によると、眞子さまがご愛用の機種は2013年8月7日に発売された「チェキinstax mini 25」(10455円、税込み)。同社サイトの製品情報によると「キュートなボディに背景きれいフラッシュ、『タテ撮り』『ヨコ撮り』2つのシャッターボタン、セルフショットミラーなど便利な機能が満載」。セルフショットミラーとは、レンズ横に付いた小さな鏡のこと。お誕生日に公開された映像では、佳子さまとのツーショット自撮りもされていた眞子さま。この機能をお使いだったのかもしれません。

実は「チェキ」は愛称、商品名は…

 チェキ誕生は1998年11月。実はチェキは愛称で、「instax(インスタックス)」という商品名がありました。愛称の由来を同社に確認すると、英語の「CHECK IT」を短縮した造語ということも分かりました。

 初代機「instax mini 10」はカードサイズのプリントと、近未来的なシルバーボディが話題となりました。発売の翌年、国内で初めてカメラ付き携帯電話が発売されます。その後もプリクラやスマホカメラが台頭する中、同社の技術力に対する人気は衰えず、ほぼ毎年新製品や関連商品が登場。11月6日にも初心者向けのモデルが発売されたばかりです。

 発売当初からコミュニケーションツールとして活躍。家族や恋人、友人たちと撮影し、出来上がった写真に油性ペンで書き込みをして盛り上がったーーという思い出のある人も多いのではないでしょうか。22年経った今でも、結婚式やイベント、アイドルとの撮影会などでは欠かせないアイテムの1つです。

“チェキ”の最新事情

 同社担当者に、おすすめ機種や楽しみ方を教えてもらいました。

▽チェキ「instax SQUARE SQ1」
「11月6日発売。大人気のスクエアフォーマットフィルムに対応したエントリーモデルです」

▽チェキ「instax mini 11」
「特に若年層からの支持が高く、結婚式などでもよく使われる大人気モデルです」

▽チェキ「instax mini LiPlay」
「音もプリントできるチェキとして話題のハイブリッドインスタントカメラです」

▽スマホプリンター「instax mini Link」
「コロナ禍でお家でチェキプリントを楽しめるとご好評いただいています。楽しみ方としては、Photo in PhotoでSNSにチェキプリントをアップしたり、プレゼントに手書きメッセージ付きのチェキプリントを添えたりなどをはじめ、部屋の壁にプリントをたくさん飾って楽しむ方も増えています」

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