男子大学生の「作り置き」が話題…「教えて欲しいくらい!」 料理が好きになったきっかけを聞いてみた

太田 浩子 太田 浩子

 下ごしらえした色鮮やかな食材を、保存容器に入れてならべた「作り置き」の写真が話題です。「作り置き」とは、時間のある時にまとめて材料のカットや下茹でをしたり、常備菜を作っておいたりして、日々の調理の時間と手間を減らす方法。写真の「作り置き」は、男子大学生の弁当太郎(@everydaylunchbo)さんによるものです。

 リプや引用ツイートには、
「同じ学生として尊敬しかないです」
「本当に凄いですね🎉栄養バランスも色味も美しさも🌈息子の将来がこうだと嬉しい✨」
「素晴らしっ」
「私の妻になってほしいです。オバサンだけどいいですか?」
「こういう食生活をしたいと思った」
「すごいわ!教えて欲しいくらいよ」
「料理代行のアルバイト出来そう^_^」
などのコメントがならんで、1.1万リツイートと11万いいねがついています。

 弁当太郎さんが作り置きをするのは週に2回で、作り置きで自分のお弁当と、朝夜の家族の食事を用意しています(家にいないときは家族がつくります)。1回に10種類ほど作り、2~3日で使い切るそう。作り置きのおかげで、お弁当を用意する時間は早いときは10分ほど。

 毎日作るお弁当の写真とともに、利用した作り置き、プラスした食材、コツなどをインスタ(@everyday.lunchbox)にアップされています。「メニューをいつも参考にさせてもらってます!」とインスタのフォロワーは1万人に。弁当太郎さんに、料理をするようになったきっかけなどを詳しく聞きました。

──料理をするようになったのはいつごろからですか?

 始めたのは高校生の時で、母親の手伝いがきっかけでした。

──家族みんながお料理好き?

 現在も実家暮らしですが、母親はもちろん、父親も料理します。父親は、主に帰宅が早い日に作ります。あとは鍋や粉物を仕切っていることが多いですね。家族3人で料理することもたまにあります。

──ご両親は弁当太郎さんの「作り置き」について何か言っていますか?

特に母親が乗り気で、「もっとこうした方が見栄えが良いんじゃない?」などアドバイスをしてきます(笑)。

──お母さんと一緒に作られているのですか?

 本やネットのレシピを参考に基本的に一人で作っていますが、たまに手伝ってもらいます。今後は、自分でレシピを考えることに挑戦したいです。

──作り置きをされるようになったのはなぜ?

 料理には以前から関心があったのでお弁当を作っていたのですが、イチから作るとなかなか続かなかったので作り置きを始めました。前から作っていたのですが、緊急事態宣言解除等落ち着いてきたので8月に再スタートして、SNSに投稿するようになりました。

──大学では何の勉強をされているのかしら?

 現在はオンライン授業ですが法律を学んでいます。趣味が料理と映像制作なので、そういった方面に進めたらなと思っています。

──なぜ料理が好きになったと思いますか?

 きっかけは手伝いでしたが、こだわりが強い性格なので、ハマるととことん熱中してしまうからかなと思います(笑)。

──ツイートが話題になりましたね。

 正直ここまでとは思っていませんでした。特に「料理やってみます」という声を頂けたことが、料理好きの身としては嬉しかったです。

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