This is the HIKARI superexpress…鉄道オタクなら「聞かなくても書けるリスニング」が話題に

中将 タカノリ 中将 タカノリ

鉄道オタクなら聞かなくても書けてしまう…

今、SNS上ではそんな英語のリスニング問題が大きな注目を集めている。件のリスニング問題を紹介したのはハンドルネーム"剥離骨折太郎"こととらいあんぐるさん。

"剥離骨折太郎"こととらいあんぐるさんのツイート
「聞 か な く て も 書 け る リ ス ニ ン グ」

「This is the HIKARI superexpress,(bound) for TOKYO.
We will be (stopping) at NAGOYA,SHIN‐YOKOHAMA,and SHINAGAWA before (arriving) at TOKYO terminal.」

「There are (sixteen) cars on this train.Cars 1 through 5 are for (Passengers) without seat reservation.」

たしかにどこかで聞いたようなフレーズだがいったいなんだたっけ…。とらいあんぐるさんにお話をうかがってみた。

中将タカノリ(以下「中将」):「HIKARI」とか駅名が入ってるので新幹線関連で聞いたことあるのは確かだと思うんですが、このフレーズなんでしたっけ…。

とらいあんぐる:東海道新幹線の車内放送です。僕は帰省時に東海道新幹線に乗るのでよく聞いているんです。

中将:あっ、そうでしたね!これ新幹線の車内放送でしたね!
とらいあんぐるさんはどのようなシチュエーションでこのリスニング問題を見つけられたのでしょうか?

とらいあんぐる:とらいあんぐる:授業で使用するテキストに掲載されていました。「Listening Essentials」(啓隆社)というテキストです。

中将:学校の授業中にこんなの発見したら鉄道好きの方にはたまりませんね!

とらいあんぐる:はい。鉄道好きなのでワクワクしながら解きました。

   ◇   ◇

とらいあんぐるさんの投稿に対し鉄道好きとおぼしき方たちからは

「どうでもいいですがこれ停車駅ひかりじゃなくてのぞみっぽい感じしますねw」

「おかしいな? SHINAGAWAとbeforeの間に"stations"があるはずでは…」

「There are sixteen cars on this train.
本来は無い文章ですね」

「これほんとにひかりか?
ひかりなら最低限豊橋or小田原に停車するし仮にのぞみだと仮定しても京都に停車しないのぞみなど存在しないしSHINAGAWAとbeforeの間にstationsがないから色々おかしいw」

「Shin-Yokohama and Shinagawa stations before arriving at Tokyo terminal. が正しい表記なので、stationsが抜けてますね笑笑」

など鉄道愛あふれるツッコミが寄せられているが、ともあれ教材出版社の出題にも遊び心があったのだと思うと興味深い。こんなベクトルでユニークな問題ばかり取り入れられれば、英語に苦手意識のある人にとってうってつけのリスニング教材に仕上がるに違いないと思うのだが。

なおとらいあんぐるさんは"撮り鉄"としてさまざまな鉄道車両を撮影し、SNS上で紹介している。鉄道ファンの方ならたまらない内容だと思うので、ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。

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