Mー1グランプリ史上初の2連覇を果たした令和ロマン・くるまのスーツが話題を呼んだ。漆黒のスーツは両肩が反り返るようにいかつく、「スーツの肩の角度気になって漫才入ってこない」「肩デカいのオモロい」「肩パッドすごい」「なんで?」と驚きの声が上がった。
このスーツ、SNS上では「サンローランでは?」という声が出ている。サンローランのタキシードジャケットはイタリア製で51万7000円。認証ウール100%で、裏地はシルク、シングルブレストの1つボタンで、フロントにジェットポケット2つ、胸部分にウェルトポケット1つ、内側にウェルトポケット2つ。ピークドラペルが特徴的で、袖口に4つボタン。そして話題を集めたパッド入りショルダー、シングルバックベントとなっている。
くるま自身もラジオ出演時に「イヴ・サンローランに1人で行って、ジョニー・デップとまったく同じ物を(買った)」「ジョニー・デップがレッドカーペットで着ていました(笑)。それを見つけて『これだ!』と思って」と話し、令和ロマンYouTubeチャンネルでは「(さや香の)新山さんに衣装見せたんだけどサンローランの」とさや香・新山にサンローランの衣装を示したといい、「お前、優勝やわ」と新山から太鼓判を押されたと明かしていた。
SNS上では「ばか高くて笑っちゃう」「自称害悪漫才師の名に相応しい漆黒の闇と、艶やかな光沢を纏いしスーツ」「ヴィラン感出してて良き」と好評を博した。
決勝第1ラウンドでトップバッターを務めた令和ロマンは「子どもの名字ネタ」を怒涛のハイスピードで繰り出して爆笑を呼び、合計850点の高得点をマークした。審査員の礼二は「完全に去年を超えてます。また令和ロマンはレベルが上がった」と絶賛し、2位で通過した。決勝第2ラウンドは真空ジェシカ、バッテリィズとの三つどもえとなり、戦国時代タイムスリップネタで制した。
今大会は史上最多1万330組がエントリーし、史上初の連覇を狙う令和ロマンのほか、エバース、真空ジェシカ、ジョックロック、ダイタク、トム・ブラウン、バッテリィズ、ママタルト、ヤーレンズ、敗者復活のマユリカの10組で争った。