酢豚の概念を変えた『進化系酢豚』に反響 180グラムの豚バラがドーン!のインパクトに驚き

八木 純子 八木 純子

 これが酢豚なの?180グラムの豚バラが固まりでドーンと入ったインパクト大の「葡萄と黒酢の特製酢豚ランチ」が話題なのが大阪・靭公園そばにある「熱香林(ラシャンセン)」だ。2階には系列の「FOREST TABLE(フォレスト・テーブル)」が7月に誕生。「チャーシューメロンパン」や「モーモーチャーチャー」など今、注目のデザートが人気を呼んでいる。10月からは人気メニューのテイクアウトやデリバリーもスタート。どんどん進化している。

「酢豚」の概念を打ち破った個性派酢豚

 一歩中に入ると、ガジュマルなどを配した緑いっぱいの店内に目を奪われる。空間も素敵なら、出てくる料理もしゃれている。その代表格ともいえるのが平日だけの「黒酢と葡萄の酢豚ランチ」〈スープ、ご飯、デザート付き1800円(税込)〉だ。

 切り目を入れた180グラムの豚バラの塊をそのまま揚げたという酢豚のインパクトがすごい。フォークとナイフで食べる酢豚は初めてだが、外はカリッと揚がり、中はジューシーで、黒酢とブドウジュースのソースとのハーモニーも抜群。揚げた野菜とソースも相性がいい。この酢豚ランチは10食限定なので、早めに行くしかない。またピリ辛の「麻婆豆腐ランチ」〈スープ、サラダ、ご飯、デザート付き1000円(税込)〉も本格派の味で人気が高い。

話題のアジアンスイーツから中国茶まで楽しめる

 2階には点心料理と中国茶のダイナー&バー「FOREST TABLE」がオープン。「熱香森」のアラカルト料理や点心ランチも味わえる。香港で流行し、今やトレンドになりつつある「チャーシューメロンパン」(300円税別)はサクサクのメロンパンとチャーシューが意外にも合う。おみやげにもしたい一品だ。

 話のネタにも食したいのが「モーモーチャーチャー」(1400円税別)なるアジアンスイーツ。中身はココナッツミルクにタピオカ、タロ芋、マンゴーアイスなど女性が好きそうな甘いものがいっぱいつまった、それでいてヘルシーなデザートなのだ。

テイクアウトやデリバリーで楽しむ本格中華

 コロナ禍の中、この7月にコース主体のレストランとしてリニューアルした「熱香森」。その姉妹店として「FOREST TABLE」もオープンすると、たちまち口コミで評判に。この10月からテイクアウトとデリバリーにも対応している。

 「人気のメニューはできる限りデリバリーできるようにしていきます。お家でも気軽に店の味を楽しんでもらえたら、うれしいです」と、事業部統括マネジャーの中村康成さんは話しています。

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