バッシングは謙虚になるきっかけ 加藤綾菜が明かす、加トちゃん結婚生活10年

石井 隼人 石井 隼人

二人三脚での病気療養も夫婦の目的を変えた。「以前は“加トちゃんの子供が欲しい!”という妻としての気持ちが大きかったですが、大変なリハビリを必死にこなす加トちゃんを間近で見るうちに、沢山の人に勇気と希望を与える芸人・加藤茶として輝かせるにはどうしたらいいのか?という考え方に変わっていきました」と人生の伴侶という自覚が生まれた。

45歳という親以上の年の差ゆえに「普通の夫婦とは違う」という意識は消えないが「加トちゃんに出会えてよかったという思いがいっぱい」と感謝の念は日に日に増す一方。今では「加トちゃんへの母性が凄すぎて、ときどき加トちゃんを産む夢を見ます。もし前世があるとするならば、私が加トちゃんを絶対に産んでいるはず。そうでなければこの湧き出る母性は説明がつきません」と幸せそうだ。

コロナ禍で夫・茶の盟友である志村けんさんを亡くすという悲劇もあった。一日でも早く世界が晴れることを願っている。「加トちゃんの77歳の誕生日にハワイに行く予定で、そのために貯金をしていたのにコロナで行くことが叶いませんでした。来年にはハワイに行って、元気な加トちゃんを海で泳がせたい。広島の両親も私以上に加トちゃんラブなので、早く会わせてあげたいです」。まるで母親のような慈しみを持って、結婚生活10周年を迎える。

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