「ミント強すぎると目がスースーしちゃう…」女性顧客のひと言で爆誕!「マスク専用のど飴」

金井 かおる 金井 かおる

 真夏をマスク姿で過ごすとは思っていなかった2020年。マスクによる困りごとを抱える女性のひと言で新商品が誕生しました。それは「マスク専用のど飴」です。

 開発したのは1928(昭和3)年創業の菓子製造業「宮川製菓」(東京都目黒区)。同社営業部部長によると、きっかけは女性顧客から寄せられた「ミントが強すぎると目元がスース―して涙目になってしまう」という声でした。

 マスクを着用しながらでも舐められる、刺激の少ないミントのど飴の開発に乗り出した同社。鼻や喉の潤いを考え、メントールとプロポリスエキス、ハーブエキスを配合しながらも、ほどよいミント感に抑えることに試行錯誤を重ねます。そしてようやくたどり着いたのが新商品「マスクの中のほどよいミントキャンディ」です。 

 試食してみると、メントール系ののど飴によくあるような、鼻の奥までガツンと突き刺すヒリヒリ感は皆無。それでいて口や鼻通りはさわやかになる、文字通り「ほどよい」ミント感でした。

 同社商品といえば、約90年続く手鍋や直火炊き製法による手作り飴が有名。「飴職人 にっき飴」や「やわらかきなこ飴」など、どちらかというと渋めのラインナップとパッケージデザインが多かったものの、今回は「女性を意識したデザインにしました」(同社)。

 外袋はターコイズブルーをメインカラーに、マスクやミントの葉のイラストが施され、全体的にオシャレで柔らかなイメージ。外袋を手にしたときのソフトな触感もやさしい印象に輪を掛けます。

 「マスクの中のほどよいミントキャンディ」70g入り、200円(税抜き)。9月7日からスーパーやドラッグストアなどで販売。

 宮川製菓ホームページ http://www.miyagawa-conf.co.jp/

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