お盆も過ぎたというのに、炎暑に見舞われている日本列島。本当に、朝からサウナの中にいるような気分ですが、そんな灼熱のベランダで洗濯物干しを手伝おうとした夫に妻がかけた言葉が、その切れ味と、愛の深さで話題を呼んでいます。
それは東京の最高気温が36度に達した今月15日のこと。
「嫁が灼熱のベランダに洗濯物干そうとしてたから手伝おうとしたら、『2人も死ぬことはない』って決め台詞で窓閉められた」
と、ツイッターユーザーのごます(@gogomakoto)さんがツイートしたところ、3日で7.8万のいいねを集め、リプ欄には「かっこよすぎる…惚れてまうやろー!!」「漢ですね」「こんな嫁と結婚したい!」と声が続々と。頭に映画アルマゲドンのテーマソングが流れてきたり、漫画「北斗の拳」でトキがケンシロウとユリアを守って核の死の灰を浴びた名シーンを思い浮かべ涙したり(?)する人も相次ぎました。
ごますさんによると、奥さまはシーツなどの大物を干された後、無事生還され、冷えた爽健美茶とシュークリームで快復したそう。お二人が愛猫とともにくつろいでいたその間にも、ネット界隈では奥さまの勇者化が加速。ごますさんも「嫁の人気に嫉妬しています…」としつつ「気持ちセリフ言う時の顔が劇画調になってました」「一生ついていくことにしました」とも。
―普段からカッコいい奥さまなんですか?
「結婚12年目になりますが、普段はそんなタイプではないので、どんどん荒々しいイメージになって驚きました(笑)。すみません、それ以上は『私について余計なことは言うな』と厳しく言われていますので…」
―それは失礼致しました。いつも家事を手伝っておられるのですか?
「いえ、僕はいまバーを開くため無職なので、家事は自分がメインでしています。この日は手伝おうと思ったら、こう言われたので、自分は台所で洗い物をしていました」
―ご夫婦の仲の良さがにじみ出ていて、暑さで死にそうな中、ほっこりしました。
「自分でもびっくりするほどバズった上に、ネットニュースなどあちこちで目に入るようになり、夫婦で半笑いです…。良ければ我が家のネコを見て行って頂ければ」
ごますさんの家では、猫の保護活動をしている友人から引き取った猫3匹がおり、オス2匹は熊本でけがをしていた1匹に寄り添うようにしていた所を保護され、メス1匹は神奈川からやってきたのだとか。そして、み~んな、カッコイイ奥さまに「ぞっこんLOVE」なんだそうです。