カピバラとの相席レストランが話題 食事を楽しみながら自然とソーシャルディスタンスが保てる

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緊急事態宣言の解除によって16日に営業を再開した静岡・伊豆シャボテン動物公園でカピバラと相席できるレストランが話題を集めている。「森のどうぶつレストランGIBBONTEI(ギボン亭)」は、新型コロナウイルス感染予防のため、カピバラやレッサーパンダのぬいぐるみを各テーブルの椅子に座らせ、来店した客同士が自然とソーシャルディスタンスを保てるように工夫した。

現在ぬいぐるみはカピバラとレッサーパンダの2種類だが「今後は種類を増やしていきたい」(企画広報部)という。レストランで活躍するぬいぐるみたちは、園内にあるショップかオンライン上で購入できるので、家に帰っても動物園気分を味わうことができる。

同レストランは「店内を動物園の雰囲気に近づけ食事中でも動物との触れ合いを感じてもらいたかった」という思いから2018年春にリニューアルを行っていた。その際、カピバラの顔をしたパンを用いたハンバーガー「カピバーガー」のメニューを追加したり、「ピンク基調の壁紙にちりばめました」と壁にはフラミンゴのイラストが描かれるなど明るい空間に生まれ変わっていた。

店内では出入口に手指消毒液を設置しているほか、客が入れ替わる度にテーブルや椅子をはじめ、ぬいぐるみにもアルコール消毒を徹底している。「人と人とが離れていても寂しくないレストランで安心してお食事をお楽しみ下さい」と来店をよびかけた。営業時間は11時―15時。

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