「うちの猫は30万、あなたは拾ったんでしょ?タダで飼えてよかったね」の衝撃発言に波紋

太田 浩子 太田 浩子

 広く活動を知って欲しいとbeauty lifeさんがハッシュタグをつけた「#とろねこチャレンジ」は、“とろけるようにスヤスヤ眠る”猫の写真や映像にハッシュタグをつけてSNSに投稿すると、1投稿につき10円が保護猫団体に寄付されるというプロジェクトです。つまり、ハッシュタグをつけて投稿するだけで、保護猫を引き取るという手段もあるということを広め、殺処分される猫を減らすお手伝いができます。

 プロジェクトは4月30日までの予定で、主催者の「花王」(東京都中央区)から投稿数に応じた金額が特定非営利活動法人「ランコントレ・ミグノン」(東京都渋谷区)に寄付されます(寄付金上限300万円)。2月7日に始まったばかりですが、2月12日時点でツイッター約5.9万件、インスタグラム約1.4万件が投稿されました(同じ猫ちゃんで何度でも投稿できますし、まだ約23万件分の寄付ができます)。「#とろねこチャレンジ」運営事務局に聞きました。

──今回のツイートを含めて、反響がありましたね。

 開始直後から非常にたくさんの方々に賛同していただき、うれしい限りです。しかし、ただ話題になるだけでなく、しっかりと保護猫の飼い主を見つけ、そして殺処分を減らすことがこのチャレンジのゴールであると考えています。

──#とろねこチャレンジの投稿をされている方にメッセージをお願いします。

 投稿していただいた方々、本当にありがとうございます! みなさんのタイムラインは、本当に愛にあふれていました。猫を飼っていないけれど広がって欲しいという思いを込めてシェアしてくれた方も多くいらっしゃいました。私たちは皆さんの想いを無駄にせず、一頭でも多くの猫がスヤスヤと安心して眠れるように、全力を尽くしたいと考えております。

──このプロジェクトは、4月30日以降はどうなりますか?

 寄付金を活用して飼い主募集活動を続けて参ります。また、ご賛同いただける企業があらわれたら一緒にこのチャレンジを広げていきたいと花王さんとも話しております。

「#とろねこチャレンジ」プロジェクトサイト
https://www.kao.co.jp/humming/linne/toroneko/

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