自身のフィールドワーク以外にも、同僚や知人などからのお土産でゴミ袋は少しずつ、しかし着実に増えていく。ところが初宿さん、実はゴミ袋に対する情熱はとうの昔に失っており、もはややる気もないらしい。
「だって集めてもキリがないじゃないですか。コレクションを発表する場もないので、『たくさん集まって楽しいなあ』の“先”がないんです。この取材で初めて日の目を見た気がします」
じゃあ取材で一区切りついたし、いっそもうやめますか。
「いや、やる気がないとはいえ、お土産でいただけるのはすごく嬉しいので、これからも収集は続けます。そんなにかさばりませんしね」
もし、初宿さんにゴミ袋を提供したい人がいたら、大阪市立自然史博物館までご一報を。また、「我が町のゴミ袋は何点なの?」と気になる人がいるかもしれませんが、それについては初宿さんの基準を参考にして(しなくてもよい)、どうぞご自由に採点してみてください。打倒、真庭市!打倒、仙南広域!
※なお、初宿さんはゴミ袋を一度入手した後、デザインの変更などについては一切調べていないため、入手時から変わっている可能性もあります。
■初宿成彦さんのゴミ袋コレクション