神戸市垂水区の市立本多聞小学校では、6年生にドリル類が全くない代わりに「自主学習ノート」がある。自ら分量を決め、漢字も計算も勉強したものを合わせて1冊のノートに仕上げるという。同ノートは普段から取り入れており、同校は「それぞれ何ページと決められているよりきついはず」とする。
小学校教諭の経験がある渡邉伸樹・関西学院大教授(数学教育学)は「夏休みの宿題は知識を詰め込む学びではなく、子どもがやりたいからやるという方向に持っていきたい。達成力や社交力、粘り強さなどを高める過ごし方ができるよう工夫を凝らすのが望ましい」と指摘する。
(神戸新聞「スクープラボ」から)
→神戸新聞NEXTのウエブサイトは
https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/scooplabo/201908/0012627635.shtml
▼どなどな探検隊 パートナー協定について
まいどなニュースはオンデマンド調査報道の充実に向けて、北海道新聞、岩手日報、河北新報、東京新聞、京都新聞、中国新聞、神戸新聞、テレビ西日本、エフエム福岡、琉球新報と連携協定を結んでいます。「どなどな探検隊」に寄せられる調査依頼や内部告発のうち、取材対象地域外に関するものなどは各社と情報を共有。北海道新聞の「みんなで探る ぶんぶん特報班」岩手日報の「特命記者−あなたの疑問、徹底解明−」、河北新報の「読者とともに 特別報道室」、東京新聞の「ニュースあなた発」、京都新聞の「読者に応える」、神戸新聞の「スクープラボ」、中国新聞の「こちら編集局です あなたの声から」、琉球新報の「りゅうちゃんねる~あなたの疑問に応えます」の記事を相互交換し、新聞や自社のウェブサイトに随時掲載します。