妻に「ポン酢を買ってきてね。間違えないでね、ポン酢ね」と言われて、ポン酢を購入して帰宅したところ、「『味ぽん』で良かったのに…細かく説明しないと分からないのね。私が買いに行けば良かった」と怒られた。理不尽だと思う。
このような、Makoto(@ma5oto)さんのツイートが話題になりました。そろそろ「鍋」の季節。こんなおつかいを頼まれる旦那さまも多いのではないでしょうか? さて、今あなたの頭に浮かんだ「ぽん酢」はどっち?
右の「ぽん酢」を見たことがないという人も多いのではないでしょうか。兵庫県在住の筆者も知らなかったので、近くのスーパー3店をまわってみましたが「味ぽん」しかありませんでした。
ツイートに対して「確かに解せぬ」「逆にこっちを知らなかった」「ぽん酢まだあるんですね。私も味ぽんをぽん酢っていうので人ごとではないです」「私もかつて同じ過ちを犯しました…笑」「まー醤油を加えればw」など多くのコメントが寄せられ、醤油の量が調整できる「ぽん酢」を好んで使っている人が一定数いることも判明。確かに「ぽん酢」って便利かも。
ツイートしたMakotoさんにお話を聞いてみました。
―おつかいはよくされるんですか?
「おつかいは週に2回くらい、食卓にいつもならぶ品や消耗品などを購入しています。生鮮食品や調味料などは値段や好みの都合で妻が購入しています」
―怒られてどう思われましたか?
「ツイートの通り『理不尽だ』そのままです。味ぽんに種類があることは知っていましたし、ぽん酢という商品があることも知っていました。要望通りの品をピンポイントで持ち帰ったのに否定されてへこみました」
―これからもおつかいに行かれますか?
「我が家は共働きで2人とも長時間通勤のために夫婦で支えあわなければ子育てできません。私は週末くらいしか育児に関われませんが、いつも妻に感謝しておりますし、これからも喜んでおつかいします! ときどき、酸っぱい思いをすることがあっても日々のアクセントとして受け止めていければと」
なんて殊勝な旦那さまなんでしょう! 奥さまは幸せですね。SNSでは一部「普段家事やってないんかな」という旦那のお手伝い問題にまで発展していましたが、Makotoさんは普段から家事に関わるすばらしい旦那さまでした。
このぽん酢問題の解決方法として「写真で確認」というコメントが多かったのですが、これからおつかいをする旦那さまのためになんと!「ポン酢のベン図」を作成した、えれ。(@youmouichigoya)さんのツイートもあわせて話題になりました。
えれ。さんにも聞いてみました。
―ベン図がとても話題になりましたね。
「まさかこんなに反響があるとは思っておりませんでしたので、とても驚いております。みなさんぽん酢がお好きなんだな〜と思ったと同時に『ポン酢のベン図』という韻を踏んだ言葉がお好きなんだな〜って笑わせていただきました」
―作成について難しかったところはありましたか?
「ぽん酢とは何だ?と調べた際、3つの要素があるからベン図にしたのですが、思ったより果実果汁+調味料の枠を埋めるのに苦労しました。写真の引用元もわかるようにしています」
―どんなふうに利用してもらいたいですか?
「『ポン図』をご活用いただいて、Makotoさんのようなトラブル回避に少しでもお役に立てましたらうれしいです。また、いろんなぽん酢をお試しいただくきっかけになればと思っております」
ところで、「ぽん酢」と「味ぽん」はどっちが先? 知りたいですよね? ということで、ミツカンの担当者さんに聞いてみました。