名古屋のコンビニ店員の“特殊すぎる業務”が話題になっている。近鉄・伏屋駅の改札に隣接するファミリーマートの店員はなんと駅の改札業務との二刀流をこなしているという。現地を訪れ真相を確かめるとともに、近鉄の広報部に話を聞いた。
名古屋市中川区にある伏屋駅に足を運んだ。整備されたばかりなのかとても清潔感のある駅。一見、綺麗だという以外は、他の駅と特に変わりはないというイメージだが、よく見ると、「当駅は次の時間、ファミリーマート係員が改札業務を行なっております。6時00分頃~23時00分頃」という案内板が掲示されていた。窓口の横にあるインターホンを押すと、コンビニの店員が呼ばれて鉄道利用者の対応をするというシステムになっている。
このありそうでなかった“兼務”にSNS上では、さまざなな反応があった。
「アリなんか、コレ?」
「ファミマの店員鉄オタじゃないと務まらないよ」
「コンビニ店員は今、マルチな才能を求められて大変だなあ」
「駅員業務も出来るのかいいなぁ」
近畿日本鉄道株式会社、略して近鉄は1910(明治43)年、奈良軌道株式会社を源流とする由緒ある鉄道会社であり、その路線は大阪府・奈良県・京都府・三重県・愛知県の2府3県にまたぎ、25路線を数える。